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4人の「チェ選手」で7安打9打点3本塁打 SSGが乱打戦を制して5連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
左からジョン、ジュファン、ジュンウ、ジフンのチェ選手(写真:SSGランダーズ)

24日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

SSGランダーズ-サムスンライオンズ(インチョン)は両チーム合計33安打が飛び出す乱打戦に。4本のホームランを含む18安打を記録したSSGが13-10で勝利した。

SSGの4本塁打は1番チュ・シンスの2試合連続の先頭打者ホームランと、3人の「チェ選手」によるもの。5回裏、2番チェ・ジフンが2号2ラン、代打のチェ・ジュファンが13号代打満塁弾、そして7回に3番チェ・ジョンが19号ソロを放った。チェ・ジョンの一発が決勝打になった。

またSSGは7番のチェ・ジュンウが7回にタイムリー二塁打を放ち、4人のチェ選手で7安打9打点3本塁打の活躍を見せた。

韓国の姓はキム(金)、イ(李)、パク(朴)氏で全体の約45%を占め、チェ(崔)氏はその3氏より次ぐ4番目で約4.7%となっている。

首位のSSGは5連勝、敗れた最下位のサムスンは5連敗。

◇6月24日(土)の結果

・LG 9 - 1 ロッテ(チャムシル)

 勝:プルトコ

 敗:バーンズ

・キウム 4 - 2 トゥサン(コチョク)

 勝:フラード

 敗:ブランドン

・SSG 13 - 10 サムスン(インチョン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:イ スンヒョン

・KIA 4 - 1 KT(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:オム サンベク

・NC 1 - 7 ハンファ(チャンウォン)

 勝:ムン ドンジュ

 敗:イ ヨンジュン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チェ・ジョンの一発は6月11本目」

SSGのチェ・ジョンはこの日のホームランが今月11本目。月間本塁打数で2位以降を大きく引き離している。チェ・ジョンは今季ここまで19本塁打、53打点を記録し両部門でリーグトップ。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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