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スアレス(元ヤクルト)6回2失点も無援護 サムスンがハンファと入れ替わり最下位に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
味方の援護なく負け投手となったスアレス(写真:サムスンライオンズ)

22日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

9位のサムスンライオンズがキウムヒーローズに敗戦。9位と0.5ゲーム差の10位ハンファイーグルスがKIAタイガースに勝利したため、9、10位が入れ替わってサムスンが最下位に転落した。サムスンの10位はシーズン序盤を除き、約5年ぶり。

サムスンは先発のアルバート・スアレスがキウム打線を6回2失点に抑えるも、味方打線がキウムの先発アン・ウジンに8回を0点に抑えられた。スアレスは(2勝)6敗目。

この日のKBOリーグは全5試合が2点差以内の接戦に。キウムが6位から5位に、KTウィズが8位から7位にそれぞれ浮上するなど順位の変動があった。

◇6月22日(木)の結果

・トゥサン 3 - 5 SSG(チャムシル)

 勝:マッカーティ

 敗:キム ミョンシン

・KT 4 - 2 ロッテ(スウォン)

 勝:ベンジャミン

 敗:イ インボク

・ハンファ 1 - 0 KIA(テジョン)

 勝:イ テヤン

 敗:イ ウィリ

・サムスン 1 - 2 キウム(テグ)

 勝:アン ウジン

 敗:スアレス

・NC 3 - 4 LG(チャンウォン)

 勝:パク ミョングン

 敗:チョン サミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「アン・ウジン、防御率トップに」

キウムのアン・ウジンが防御率を1.61としてエリック・フェッド(NC)を抜いて防御率1位に躍り出た。アン・ウジンは昨季、防御率2.11でタイトルを獲得している。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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