21日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ハンファイーグルス－KIAタイガース（テジョン）は、1－1で同点の3回裏無死満塁でハンファの2番キム・インファンが一、二塁間をやぶる2点タイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功した。

しかしKIAも4、5回に1点ずつを挙げて同点に追いつくと、5回裏、ハンファは無死一塁で再びキム・インファンがライト線に二塁打。一塁走者が還って4－3と再度勝ち越した。

試合はハンファが7－4で勝利し連敗を3でストップ。キム・インファンは決勝打を含む2安打3打点の活躍を見せた。

キム・インファンは育成出身の29歳。大卒7年目の昨季初めて1軍に定着し、チームトップの16本塁打を記録してファーストのポジションをつかんだ。

◆キム・インファンは応援歌が特徴的。原曲はドラマ「白い巨塔（韓国版）」のサウンドトラックで、重厚なメロディーに乗せ男性ファンの低音がスタンドに響いている。他選手の応援では女性の高音がこだまするのとは対照的だ。

◇6月21日（水）の結果

・トゥサン 1 - 3 SSG（チャムシル）

　勝：オ ウォンソク

　敗：チェ ウォンジュン

・KT 8 - 2 ロッテ（スウォン）

　勝：コ ヨンピョ

　敗：ナ ギュンアン

・ハンファ 7 - 4 KIA（テジョン）

　勝：ペーニャ

　敗：キム ユシン

・サムスン 0 - 2 キウム（テグ）

　勝：ウォン ジョンヒョン

　敗：キム デウ

・NC 3 - 9 LG（チャンウォン）

　勝：コ ウソク

　敗：チョン サミン

⇒　KBOリーグ公式戦日程と結果（ストライク・ゾーン）

⇒　KBOリーグ順位表（ストライク・ゾーン）

◆「ロッテ、今年も台湾・楽天とチア交流」

ロッテジャイアンツは2018年に開始した、台湾CPBLの楽天モンキーズとの応援団交流を今年も実施。27日のプサンサジク球場でのサムスンライオンズ戦に台湾・楽天のチアリーダーとマスコットが訪問。22、25日にはロッテのチョ・ジフン応援団長とチア4人が訪台し、楽天桃園野球場での試合でイベントに参加する。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。