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打率最下位の36歳が右に左に2打席連続弾 通算200本塁打に到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2打席連続弾で通算200本塁打のオ・ジェイル(写真:サムスンライオンズ)

10日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

サムスンライオンズ-ロッテジャイアンツ(テグ)は9-7でサムスンが勝利。サムスンは連敗を3で止めた。サムスンの先発アルバート・スアレスが2勝目(5敗)を挙げている。

サムスンは5回裏、5番オ・ジェイルがライトへ6号ソロホームラン。オ・ジェイルは6回にも今度はレフトへ7号ソロアーチをかけた。プロ19年目36歳のオ・ジェイルは、2打席連続の一発で史上34人目の通算200本塁打に到達した。

今季のオ・ジェイルはここまで苦戦し、10日の試合前の時点で打率1割7分2厘。リーグ最下位の56位だった。この日は5打数4安打3打点を記録し、打率を1割9分として最下位脱出している。

◇6月10日(土)の結果

・トゥサン 3 - 6 KIA(チャムシル)

 勝:イ ウィリ

 敗:チェ スンヨン

・KT 2 - 5 キウム(スウォン)

 勝:アン ウジン

 敗:イ ソンウ

・ハンファ 7 - 0 LG(テジョン)

 勝:サンチェス

 敗:イ ミンホ

・サムスン 9 - 7 ロッテ(テグ)

 勝:スアレス

 敗:ハン ヒョンヒ

・NC 7 - 0 SSG(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:マッカーティ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「キム・グァンヒョン、あす先発」

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)期間中の東京での飲酒問題で、社会奉仕活動80時間、制裁金500万ウォン(約50万円)の処分を受けたキム・グァンヒョン(SSG)が、11日のNCダイノス戦の予告先発投手として発表された。あす1軍登録の見込みだ。

(関連記事:キム・グァンヒョンらの処分決定

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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