Yahoo!ニュース

サムスンの新背番号7の遊撃手が満塁弾/LGが選手のネット賭博で謝罪<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
満塁弾を放ったイ・ジェヒョン(写真:サムスンライオンズ)

14日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

サムスンライオンズ-ロッテジャイアンツ(テグ)は9-7でサムスンが勝利。サムスンは2点を追う2回裏、1死満塁で9番イ・ジェヒョンが左中間へ2号満塁弾を放ち、逆転に成功した。サムスンはこの一打が決勝打となっている。

イ・ジェヒョンは昨年の高卒ドラフト1次指名。今季はKTウィズに移籍したキム・サンスがつけていた背番号7を背負い、主に9番打者としてショートに定着している。ニューヒーローの活躍で前日連敗を6で止めたサムスンは連勝を飾った。

サムスンは先発のデービッド・ブキャナン(元ヤクルト)が7回5失点(自責点3)で今季初勝利(1敗)。

◇4月14日(金)の結果

・LG 13 - 4 トゥサン(チャムシル)

 勝:キム ユンシク

 敗:アルカンタラ

・キウム 9 - 2 KIA(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:メディーナ

・SSG 2 - 1 NC(インチョン)

 勝:ソン ヨンジン

 敗:ソン ミョンギ

・KT 7 - 7 ハンファ(スウォン)

 勝:

 敗:

・サムスン 9 - 7 ロッテ(テグ)

 勝:ブキャナン

 敗:ストレイリー

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「LG、選手がネットカジノに手を出したと発表」

LGツインズはイ・チョンウン外野手が、インターネット上のギャンブル性のあるオンラインゲームを行っていた事実を把握し発表。謝罪した。現時点では「八百長行為」のような野球賭博ではなく、第三者が運営するオンラインカジノ(バカラ)に相当するネットゲームに興じたと見られる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

サムスン戦に1番レフトで先発出場。1打席目セカンドゴロ、2打席目高いバウンドでサードの頭を越える内野安打、3打席目セカンドゴロ、4打席目は2死二、三塁で三遊間を破るタイムリーヒットを放った。5打席目ショートゴロで5打数2安打1打点。

⇒ 安田権守、レギュラーで打率3割残すも「現実は甘くなかった」 来季(今季)はロッテジャイアンツでプレー

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事