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キウムが2試合連続サヨナラ勝ち/WBC代表の4投手が先発<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ勝ちを喜ぶキウムナインとファン(写真:キウムヒーローズ)

開幕2試合目となった2日のKBOリーグは、全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

キウムヒーローズ-ハンファイーグルス(コチョク)は接戦に。6-6で迎えた9回裏、キウムはヒット2本と四球で無死満塁のチャンスを作ると、7番キム・フィジプがストレートの四球を選んで押し出しに。キウムが7-6でサヨナラ勝ちした。

キウムは前日の開幕戦でも延長10回裏、LGから移籍のイ・ヒョンジョンのタイムリーで勝利し、2日続けてのサヨナラ勝ちとなった。キウムは前日のヒーロー、イ・ヒョンジョンがこの日も5打数4安打1打点の活躍を見せた。

◇4月2日(日)の結果

・トゥサン 0 - 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:ナ ギュンアン

 敗:チェ ウォンジュン

・キウム 7 - 6 ハンファ(コチョク)

 勝:キム ジェウン

 敗:チュ ヒョンサン

・SSG 5 - 9 KIA(インチョン)

 勝:イ ウィリ

 敗:マッカーティ

・KT 9 - 10 LG(スウォン)

 勝:ハム ドクチュ

 敗:パク ヨンヒョン

・サムスン 8 - 6 NC(テグ)

 勝:イ スンヒョン#54

 敗:キム ジンホ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「WBC代表の4投手が先発」

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加した韓国代表選手のうち、4投手がこの日先発登板。KIAタイガースのイ・ウィリはSSGランダーズ相手に5回3失点で今季初勝利。

KTウィズ-LGツインズではソ・ヒョンジュン、キム・ユンシクが共に序盤に降板。NCダイノスのク・チャンモはサムスンライオンズ戦の5回途中6失点でマウンドを降りた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

トゥサンベアーズ戦に1番センターで先発出場。1打席目ピッチャー返しのセンター前ヒット、3番ザック・レックスの打席で盗塁失敗。2打席目ライトフライ、3打席目レフトフライ、4打席目はショートゴロだった。4打数1安打。

⇒ 安田権守、レギュラーで打率3割残すも「現実は甘くなかった」 来季(今季)はロッテジャイアンツでプレー

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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