イ・スンヨプ新監督のトゥサン、延長11回サヨナラ勝ちで初陣を飾る<韓国KBOリーグ>
2023年のKBOリーグが開幕。全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。
イ・スンヨプ新監督率いるトゥサンベアーズはロッテジャイアンツと対戦。トゥサンは3-8で迎えた7回裏、2点を挙げて3点差に迫ると4番キム・ジェファンに1号3ランが飛び出し8-8の同点に。8回裏にも1点を挙げて勝ち越しに成功した。
しかしロッテも粘りを見せ9回表、1死三塁で1番アン・グォンス(安田権守)が右中間へタイムリー三塁打。9-9の同点として延長戦に持ちこんだ。
11回表、ロッテが1点を挙げて勝ち越すも、その裏トゥサンは無死一、三塁のチャンスで3番の新外国人選手ホセ・ロハスが右中間へ3ランホームラン。12-10としてトゥサンがサヨナラ勝ち。イ・スンヨプ新監督は初陣を白星で飾った。
敗れたロッテは1番センターで先発出場のアン・グォンスが、6打数2安打3打点の活躍。ヒットはいずれも同点打で11回には四球で出塁し、一時同点となるホームを踏んだ。
◇4月1日(土)の結果
・トゥサン 12 - 10 ロッテ(チャムシル)
勝:チェ ジガン
敗:ムン ギョンチャン
・キウム 3 - 2 ハンファ(コチョク)
勝:ムン ソンヒョン
敗:チャン シファン
・SSG 4 - 1 KIA(インチョン)
勝:キム グァンヒョン
敗:アンダーソン
・KT 11 - 6 LG(スウォン)
勝:ベンジャミン
敗:ケリー
・サムスン 0 - 8 NC(テグ)
勝:フェッド
敗:ブキャナン
⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
◆「アン・ウジン6回無失点12三振」
キウムヒーローズ-ハンファイーグルス(コチョク)は、キウムの先発アン・ウジンが好投。6回112球を投げて散発5安打無失点、奪った三振はすべて空振りの12個だった。試合は延長10回裏、キウムがサヨナラ勝ちした。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>
1打席目空振り三振、2打席目レフトファールフライ、3打席目は4回表1死満塁でレフト線に2点適時打。3-3の同点とした。4打席目空振り三振、5打席目はセカンドゴロエラーで出塁、後に盗塁死となった。6打席目は同点打となる右中間への適時三塁打。11回の7打席目は四球で出塁し10点目のホームを踏んだ。
⇒ 安田権守、レギュラーで打率3割残すも「現実は甘くなかった」 来季(今季)はロッテジャイアンツでプレー
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。