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【準プレーオフ】パク・ピョンホ4安打、カン・ベクホ3安打でKT勝利しPOへ逆王手<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4安打のパク・ピョンホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

キウムヒーローズがプレーオフ進出に王手をかけて迎えた準プレーオフ第4戦は、KTウィズが逆転勝ちし、対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。

試合はキウムが1、3回に1点ずつ挙げ2-0とするも、KTは3回裏に2番カン・ベクホが右中間にソロアーチを放って追撃を開始。5回には3番アンソニー・アルフォード、4番パク・ピョンホの連続タイムリーで勝ち越しに成功した。

その後、両チームが点を取り合う中、9-6で勝利したKTはカン・ベクホが3安打、パク・ピョンホが4安打と打つべき人が結果を残した。一方のキウムは4、5、6番がいずれも無安打で、流れを引き戻すことは出来なかった。

4戦を終えた準プレーオフは、移動日を挟んで22日に場所をキウムの本拠地・コチョクスカイドームに戻して第5戦が行われる。この試合に勝利したチームが24日から行われるLGツインズ(公式戦2位)とのプレーオフに駒を進める。

◇10月20日(木)の結果

・準プレーオフ第4戦

 KT 9 - 6 キウム(スウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:ハン ヒョンヒ

⇒ 2022年 KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

◆「イ・ジョンフ連続試合安打を17に」

キウムのイ・ジョンフは1回表、右中間に先制のタイムリー二塁打を放ち、自身が持つポストシーズン連続試合安打記録を17に伸ばした。この日もイ・ジョンフは4打数2安打2打点と活躍を見せている。

◆「イ・スンヨプ監督の背番号は77」

18日に就任会見を行ったトゥサンベアーズのイ・スンヨプ新監督の背番号は77。その理由は「元々、7という数字が好きで、もし指導者になったら77番にしようと思っていた」とのことだ。イ監督は現役時代36番を背負い、サムスンライオンズでは永久欠番になっている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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