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連日の延長戦、8-14で敗戦の翌日は12-9でKIAがサヨナラ勝ち<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ3ランを放ったイ・チャンジン(写真:KIAタイガース)

19日のKBOリーグは韓国北部・首都圏の2試合が雨またはグラウンドコンディション不良で中止。3試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KIAタイガース-NCダイノス(クァンジュ)は前日18日、5-5で延長戦に入ってから11回にNCが9点、KIAが3点と点の取り合いとなり、14-8でNCが勝利。翌19日の対戦は8-8で迎えた9回に両チーム共に1点を挙げて決着がつかず、2試合連続の延長戦となった。

KIAは10回裏1死一、二塁のチャンスを作ると、打席には2番イ・チャンジン。イ・チャンジンはNCの抑えでこの日2イニング目に突入したイ・ヨンチャンから、初球の抜けたフォークボールをレフトスタンドに運ぶ7号3ランホームラン。KIAがサヨナラ勝ちを収めた。

KIAは10回からマウンドに上がった7年目のナム・ハジュンがプロ初勝利。敗れたNCは連勝が3でストップした。

◇8月19日(金)の結果

・トゥサン 中 止 キウム(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 中 止 LG(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 5 - 9 サムスン(テジョン)

 勝:チェ ハヌル

 敗:チャン ミンジェ

・KIA 12 - 9 NC(クァンジュ)

 勝:ナム ハジュン

 敗:イ ヨンチャン

・ロッテ 3 - 4 KT(プサン)

 勝:チュ グォン

 敗:キム ユヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チェ・ヒョンウが4人目の15年連続2ケタ本塁打」

KIAのチェ・ヒョンウが7回に10号3ランを放ち、15年連続2ケタ本塁打を達成した。チャン・ジョンフン(元ハンファ)、ヤン・ジュンヒョク(元サムスン)、チェ・ジョン(SSG)に次ぐリーグ史上4人目となる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日のトゥサン2軍はKTウィズ戦が雨で中止。現在、新型コロナウイルス陽性反応者の濃厚接触者扱いとなっている(本人は陰性)。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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