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サムスン13連敗でストップ/KIAが23-0でロッテに勝利。リーグ最大得点差記録<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
連敗を13で止めたサムスンの面々(写真:サムスンライオンズ)

24日のKBOリーグはコチョクドームの試合が14時開始、4試合が17時開始で行われた。

13連敗中のサムスンライオンズはキウムヒーローズと対戦。8-0で勝利し連敗を止めた。サムスンは6月29日以来の白星で7月初勝利となった。

サムスンは先発の3年目左腕ホ・ユンドンが好投。6回2安打無失点、7つの三振を奪い、今季4勝目(2敗)を挙げた。

打線は4番のオ・ジェイルが5回の14号2ランを含む、3安打5打点の活躍。チームを勝利に導いた。サムスンの現在の成績は88試合を戦い36勝52敗。借金16の8位だ。

またロッテジャイアンツ-KIAタイガース(プサン)はKIAが26安打を連ねて、23-0で勝利。23点差は最大得点差のリーグ新記録となった。これまでの記録は22点差。

◇7月24日(日)の結果

・トゥサン 4 - 5 SSG(チャムシル)

 勝:フォント

 敗:イ ヨンハ

・キウム 0 - 8 サムスン(コチョク)

 勝:ホ ユンドン

 敗:エップラー

・ハンファ 1 - 3 KT(テジョン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:ペーニャ

・ロッテ 0 - 23 KIA(プサン)

 勝:イ ウィリ

 敗:スパークマン

・NC 6 - 1 LG(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:ソン ウンボム

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「リーグ最多は18連敗」

KBOリーグのリーグ最多連敗は1985年のサムミスーパースターズと、2020年のハンファイーグルスの18。今回のサムスンは連敗を13で止めるも、チームワースト記録(2004年10連敗)となった。

(関連記事:リーグ35年ぶりの18連敗。ハンファが球界創成期のワースト記録に並ぶ

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSGランダーズ戦に1番ライトで先発出場。1打席目ピッチャーゴロ、2打席目四球、3打席目レフトフライ。6回の4打席目は2死二塁で、センターへ抜けようかという打球をショートが止め、内野安打で出塁。しかしこの当たりで二塁走者がホームに突入しタッチアウトでチェンジとなった。5打席目はセンターフライだった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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