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9回表に打者一巡8得点 ハンファが約1年ぶりの同一カード3連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ハ・ジュソク(写真:ハンファイーグルス)

29日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

KTウィズ-ハンファイーグルス(スウォン)は4-4で迎えた9回表、ハンファは四球3つで1死満塁のチャンスを作ると、代打のハ・ジュソクが一、二塁間を破るタイムリーヒット。二者が還ってハンファが勝ち越しに成功した。

ハ・ジュソクの一打で火がついたハンファ打線は打者一巡の猛攻を見せ、9回だけで8得点。試合は12-4でハンファが勝利した。

ハンファは昨年5月のロッテジャイアンツ戦以来の同一カード3連勝。9位のハンファはこの一週間を5勝1敗で終え、8位KTとのゲーム差を2.5に縮めている。

◇5月29日(日)の結果

・LG 4 - 8 サムスン(チャムシル)

 勝:ホン ジョンウ

 敗:イ ジョンヨン

・KT 4 - 12 ハンファ(スウォン)

 勝:ユン ホソル

 敗:チュ グォン

・KIA 7 - 9 SSG(クァンジュ)

 勝:チェ ミンジュン

 敗:チャン ヒョンシク

・ロッテ 0 - 4 キウム(プサン)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:バーンズ

・NC 0 - 1 トゥサン(チャンウォン)

 勝:クァク ピン

 敗:シン ミンヒョク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「サムスンが連敗を5で止める」

5連敗中のサムスンライオンズがLGツインズと対戦。2番のホセ・ピレラ(元広島)、4番のク・ジャウクがどちらも4安打2打点の活躍。17安打を連ねたサムスンは連敗を止めた。首位打者独走中のピレラは打率を4割9厘に上げている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

NCダイノス戦に1番ライトで先発出場。1打席目空振り三振、2打席目レフトフライ、3打席目ライトフライ、8回表2死での4打席目はショートの左を抜く強い打球のレフト前ヒットで出塁したが、次打者の時に盗塁を試みアウトとなった。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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