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元オリックスのエップラーが3安打無四球で完封勝利 チームは4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
タイラー・エップラー(写真:キウムヒーローズ)

27日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ロッテジャイアンツ-キウムヒーローズ(プサン)はキウムの先発、元オリックスのタイラー・エップラーが9回97球を投げて無失点。初完封勝利を飾った。無四球での完封勝利は今季リーグ初。

エップラーは右打者が7人並ぶロッテ打線に対し、ツーシーム、スライダーを中心に凡打の山を築き、与えたヒットはわずか3本。うち2本は内野安打という完璧な投球を見せた。

この日が10試合目の登板のエップラーは4勝目(2敗)。チームは4連勝で首位SSGランダーズと6ゲーム差の2位につけている。敗れたロッテは4連敗。

◇5月27日(金)の結果

・LG 5 - 0 サムスン(チャムシル)

 勝:イ ミンホ

 敗:スアレス

・KT 0 - 4 ハンファ(スウォン)

 勝:チャン ミンジェ

 敗:ペ ジェソン

・KIA 1 - 8 SSG(クァンジュ)

 勝:イ テヤン

 敗:イム ギヨン

・ロッテ 0 - 8 キウム(プサン)

 勝:エップラー

 敗:パク セウン

・NC 1 - 6 トゥサン(チャンウォン)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:キム シフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「キウム、先発全員安打」

キウムは好投のエップラーを野手が盛り立てて先発全員の16安打。8番のヤシエル・プイグが6号3ランを含む4打点と活躍した。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

NCダイノス戦に1番ライトで先発出場。空振り三振、センターフライ、サードゴロ併殺打、レフトフライ、四球という内容だった。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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