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新球団SSGの4、5番が4発5打点 ホームで迎えた初陣を白星で飾る<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4番チェ・ジョン(左)と5番のチェ・ジュファン(写真:SSGランダーズ)

4日の韓国KBOリーグは全5試合が行われ、3日に雨天中止となった4球場ではこの日、今季の開幕戦を迎えました。

新球団のSSGランダーズはホームのインチョンSSGランダーズフィールドに、ロッテジャイアンツを迎えての初陣。4番のチェ・ジョン選手が2回に先制ソロアーチを放つと、今季トゥサンベアーズからFAで加入した5番のチェ・ジュファン選手も、4回にライトへ2ランを放り込みました。

8回にはこの4、5番コンビが連続ソロアーチを放ち、2人で4発を含む6安打を記録。チームの全得点となる5点を叩き出しました。

試合は4回のチェ・ジュファン選手の一発が決勝打となって、5-3でSSGが勝利。球団初ゲームを白星で飾りました。

◆「SSGのマスコット、目を整形!?」

3月30日の出陣式でお披露目となったSSGのマスコット、大型犬をモチーフとした「ランディ」。開幕戦では瞳の位置が少し変わりました。目つきが精かんになって、親しみも感じるようになっています。

出陣式でのランディ(左)と開幕戦でのランディ(写真:SSGランダーズ)
出陣式でのランディ(左)と開幕戦でのランディ(写真:SSGランダーズ)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KIAタイガース戦の8回裏、四球で出塁の4番キム・ジェファン選手の代走で出場。二盗を決めました。9回表、4番にショートのパク・ケボム選手が入り、レフトにはチョ・スヘン選手が入ったため退いています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇4月4日(日)の結果

・トゥサン 4 - 1 KIA(チャムシル)

 勝:パク チグク

 敗:ブルックス

・キウム 7 - 4 サムスン(コチョク)

 勝:キム ソンギ

 敗:ライブリー

・SSG 5 - 3 ロッテ(インチョン)

 勝:ルウィッキ

 敗:ストレイリー

・KT 3 - 2 ハンファ(スウォン)

 勝:キム ジェユン

 敗:キム ボムス

・NC 1 - 2 LG(チャンウォン)

 勝:ハム ドクチュ

 敗:イム ジョンホ

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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