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点を取られたら取り返す 勝ち頭助っ人を打線が援護し首位NC4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝打となる11号3ランのクォン・ヒドン(写真:NCダイノス)

23日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャンウォンNCパークのNCダイノス-サムスンライオンズは、NCの先発マウンドにリーグトップの15勝を挙げるドリュー・ルチンスキー投手が上がりました。

ルチンスキー投手は2回表、先制弾を喫するも、その裏NCは6番クォン・ヒドン選手がレフトポール際に11号3ランを放ち逆転に成功。さらに1点を追加しNCは4-1としました。

4回表、ルチンスキー投手は自らの一塁への悪送球と犠牲フライで2点を許し、4-3と1点差に迫られるも、NCはその裏4点を挙げて8-3とリードを広げました。

この日のルチンスキー投手は6回を投げて4失点。終盤リリーフ陣が失点し追い上げられましたが、NCが8-7で勝利しました。ルチンスキー投手は16勝目を挙げています。

NCは4連勝。2位のキウムヒーローズも勝ったため、2位とのゲーム差は2.5で変わりません。

◆「ハンファ3連勝で勝率3割台に」

最下位のハンファイーグルスがトゥサンベアーズに勝利し3連勝。今季の成績を34勝78敗2分けとして勝率を3割4厘としました。ハンファが勝率を3割台に乗せるのは5月30日以来です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日、ハンファ戦での出場機会はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月23日(水)の結果

・LG 6- 2 SK(チャムシル)

 勝:ウィルソン

 敗:ムン スンウォン

・ハンファ 6- 5 トゥサン(テジョン)

 勝:キム ジンウク

 敗:キム ミンギュ

・KIA 1- 13 キウム(クァンジュ)

 勝:ブリガム

 敗:イム ギヨン

・ロッテ 5- 10 KT(プサン)

 勝:クエバス

 敗:サンプソン

・NC 8- 7 サムスン(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:イ スンミン

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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