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サムスンに途中加入の新助っ人 初アーチが決勝弾/ベンチの選手もマスク義務化に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
マスクをしたナインが見守る中、決勝弾を放ったパルカ(写真:サムスンライオンズ)

25日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズ-LGツインズは4-3でサムスンが勝利。サムスンは途中加入した新外国人打者の一発でゲームを決めました。

サムスンは3-3で迎えた6回裏、LGの先発ケイシー・ケリー投手に対し、この回の先頭打者、3番ダニエル・パルカ選手がカウント1-1からの3球目、甘く入ったカーブを右中間へ。打球はスタンドに飛び込む、勝ち越しソロアーチとなりました。

先月下旬、サムスンと契約を結んだパルカ選手は、この日が2試合目の出場。3回の初ヒットに続き、2本目のヒットがKBOリーグでの初アーチ、決勝弾となりました。

パルカ選手の活躍で勝利した、8位サムスンは連敗を3でストップ。敗れた4位のLGは3連敗です。

◆「警戒レベル引き上げで、ベンチ内の選手のマスク義務化へ」

新型コロナウイルスの感染拡大によりソーシャルディスタンスの強化の警戒レベルが、全国的に引き上がったことを受けて、KBOリーグでも防疫対策がさらに強化されることになりました。

既に無観客試合に戻っていますが、ベンチ内の選手にもマスクの着用が義務化され(ブルペンのバッテリーを除く)、自粛対象ながらこれまでは行われていた、ハイタッチやハグに対しても、厳しく制限されます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

キウムの2軍、コヤンヒーローズ戦での出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月25日(火)の結果

・トゥサン 10- 8 KIA(チャムシル)

 勝:ユン ミョンジュン

 敗:チョン ヘヨン

・KT 1- 4 キウム(スウォン)

 勝:ブリガム

 敗:デスパイネ

・サムスン 4- 3 LG(テグ)

 勝:イム ヒョンジュン

 敗:ケリー

・ロッテ 8- 10 SK(プサン)

 勝:キム ジョンビン

 敗:パク チンヒョン

・NC 11- 3 ハンファ(チャンウォン)

 勝:イム チャンミン

 敗:サーポルト

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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