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36歳の大投手をリードの34歳捕手が決勝打含む3打点 連敗を4で止めて首位キープ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
エースのヤン・ヒョンジョンと捕手のキム・テグン(写真:KIAタイガース)

25日のKBOリーグは2試合が14時開始、3試合が17時開始で行われた。

ゲーム差なしで迎えたデーゲームの首位攻防戦、1位KIAタイガースと2位トゥサンベアーズの対戦(クァンジュ)は6-2でKIAが勝利し首位をキープ。連敗を4で止めた。

KIAの先発は通算171勝(歴代2位)のヤン・ヒョンジョン(36)。ヤン・ヒョンジョンはトゥサン打線を6回まで0点に抑えた。

一方の打線は2回、ヤン・ヒョンジョンをリードする捕手のキム・テグン(34)が2死一、二塁でピッチャー返しのセンター前ヒットを放ち1点を先制。3回にも3点を追加後、再びキム・テグンが2死二、三塁でレフトに2点タイムリーヒットを放って、KIAは3回までに6-0と大きくリードした。

ヤン・ヒョンジョンは7回7安打1失点で4勝目(2敗)。9番で出場のキム・テグンは2安打3打点。先制打が今季自身2度目の決勝打となった。敗れたトゥサンは連勝が5でストップした。

映像:ヤン・ヒョンジョン、キム・テグンバッテリーの7回の投球(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月25日(土)の結果

・LG 10 - 6 NC(チャムシル)

 勝:ソン ジュヨン

 敗:イ ヨンジュン

・SSG 2 - 4 ハンファ(インチョン)

 勝:チュ ヒョンサン

 敗:ムン スンウォン

・KT 5 - 2 キウム(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:キム インボム

・KIA 6 - 2 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ブランドン

・ロッテ 7 - 6 サムスン(プサン)

 勝:ク スンミン

 敗:キム ジェユン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KIAが現本拠地満員回数の年間最多記録を更新」

この日のクァンジュKIAチャンピオンズフィールドは入場券2万500枚が完売。今季11度目の満員で、優勝した2017年の10回を早々と更新し年間最多記録となった。同球場は2014年にオープンした。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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