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打者転向5年目の元ドラ1投手 自己最多タイの13号含む5打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8回に13号2ランを放ったイ・ヒョンジョン(写真:LGツインズ)

15日の韓国KBOリーグは予定された4試合が14時開始のデーゲームで行われました。

チャムシル球場のLGツインズ対トゥサンベアーズは10対4でLGが勝利。LGは3連勝です。

LGは10点すべてをクリーンアップトリオが叩き出し、中でも3番のイ・ヒョンジョン選手が13号2ランを含む、5打点を挙げました。

イ・ヒョンジョン選手はこの日のアーチで昨季記録した自己最多の13本塁打に並んでいます。

プロ12年目30歳のイ・ヒョンジョン選手は2008年に新人1次指名で投手として入団。しかし故障が続き、1軍での登板は2試合のみで一時はプロゴルファーの道を目指すも、打者として再出発を図りました。

16年の中盤から外野のレギュラーをつかむと、強いリストと巧みなバットコントロールを武器に活躍。昨季は主に1番打者として3割1分6厘の高打率をマークし、今季は中軸に座ってチームの好成績に貢献しています。

◆「不規則な日程がスタート」

14日から雨天中止分を再編成した日程が組まれ、これまでとは異なる不規則な試合編成になっています。

今週、来週と月曜日にも試合が組まれ、19日(木)にはSKワイバーンズ対トゥサン(インチョン)でダブルヘッダーが予定されています。

韓国は遠征移動の大半がバス移動。そのため日程は各球団の移動距離に偏りが出ないことを優先して編成しているのが特徴です。

以下が4試合の結果です。

◇9月15日(日)の結果

・LG 10- 4 トゥサン(チャムシル)

 勝:チャ ウチャン

 敗:ハム ドクチュ

・SK 6- 8 KT(インチョン)

 勝:キム ミンス

 敗:パク ヒス

・ハンファ 1- 7 ロッテ(テジョン)

 勝:ダイクゾーン

 敗:キム ジンヨン

・NC 6- 1 サムスン(チャンウォン)

 勝:ク チャンモ

 敗:ライブリー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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