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NCヤン・ウィジ18号弾 首位打者&2年連続20本見えた<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6回に18号ソロを放ったヤン・ウィジ(写真:NCダイノス)

7日の韓国KBOリーグは首都圏の2試合が台風の影響で中止となり3試合が行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズ対NCダイノスは8-2でNCが勝利。5位のNCは連勝で貯金を1として、試合がなかった6位KTとのゲーム差を1に広げました。

NCは4-1で迎えた6回表、チームの4番ヤン・ウィジ選手がレフト上段に18号ソロホームラン。5-1としてリードを広げました。

ヤン・ウィジ選手は昨季、自己最多の23本塁打をマーク。今季はボールの反発係数の数値を下げた「飛ばないボール」が導入された影響で、各打者ホームラン数を減らす中、ヤン・ウィジ選手は2年連続、自身5度目の20本超えが見えてきました。

またヤン・ウィジ選手は現在、打率3割5分6厘を記録しリーグトップ。昨季は1位と4厘差で届かなかった初タイトル獲得の可能性もあります。

ヤン・ウィジ選手は今年FAでトゥサンからNC入り。個人成績だけではなく正捕手としてチームを昨季の最下位からポストシーズン圏内に押し上げる役割も果たしています。

11月のプレミア12、さらに来年の東京オリンピックの出場権を韓国が得た際、ヤン・ウィジ選手は代表打線の中軸、そしてリードで貢献することが期待されています。

以下が3試合の結果です。

◇9月7日(土)の結果

・LG 中 止 トゥサン(チャムシル)

 勝:

 敗:

・KT 中 止 SK(スウォン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 5- 1 ロッテ(テジョン)

 勝:サーポルト

 敗:パクセウン

・サムスン 2- 8 NC(テグ)

 勝:ルチンスキー

 敗:ユン ソンファン

・KIA 3- 7 キウム(クァンジュ)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:キム ギフン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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