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NC 8回に勝ち越して連敗ストップ 単独5位奪取<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝ち越し2点二塁打を放ったチ・ソクフン(写真:NCダイノス)

9月1日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

チャンウォンNCパークで行われたNCダイノス対キウムヒーローズはNCが5回裏に2点を先制するも、キウムはすぐさま6回表に2点を返して2-2の同点としました。

そのまま終盤に入った8回裏NCは2死後、3番パク・ミンウ選手がライト線へ二塁打を放つと、キウムバッテリーは4番ヤン・ウィジ選手を敬遠。2死一、二塁となりました。

このチャンスでNCは6回から三塁の守備に入ったチ・ソクフン選手がこの日2度目の打席に。この場面でチ・ソクフン選手はセンターの頭を越える二塁打を放ち、NCは二者が生還して4-2と勝ち越しに成功しました。

NCは9回裏、5番手のマウンドに抑えのウォン・ジョンヒョン投手が上がり、キウムの8番からの攻撃を三者凡退に抑えてゲームセット。NCが4-2で勝利しウォン・ジョンヒョン投手は今季29セーブ目を挙げました。

NCは連敗を止め、5位で並んでいたKTが敗れたため、再び単独5位となっています。

◆「今後心配な空模様」

9月に入り、各チーム残り20試合程となりました。KBOリーグは9月中の公式戦終了を目指していますが、今週中は全国的に雨の日が多い予報となっています。

微妙な天候での試合は球場を訪れる観客の減少にもつながるため、球界にとってこの一週間は頭を悩ませる日々になるかもしれません。

以下が全5試合の結果です。

◇9月1日(日)の結果

・トゥサン 4- 1 サムスン(チャムシル)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:ユン ソンファン

・SK 9- 6 LG(インチョン)

 勝:シン ジェウン

 敗:イ ウチャン

・ハンファ 6- 1 KT(テジョン)

 勝:サーポルト

 敗:キム ミン

・KIA 4- 2 ロッテ(クァンジュ)

 勝:イム ギヨン

 敗:ソ ジュンウォン

・NC 4- 2 キウム(チャンウォン)

 勝:ペ ジェファン

 敗:キム サンス

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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