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ハンファ、18歳高卒ルーキーが先発初勝利 助っ人が満塁弾で後押し<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先発での初白星で今季2勝目を挙げたキム・イファン(写真:ハンファイーグルス)

14日の韓国KBOリーグはSKワイバーンズ対サムスンライオンズ(インチョン)が雨で中止となり、4試合が行われました。

ハンファ生命イーグルスパーク(テジョン)のハンファイーグルス対NCダイノスは9-3でハンファが勝利。

ハンファは高卒1年目、2度目の先発登板となったキム・イファン投手がNC打線を5回までノーヒットに抑え無失点ピッチング。6回にヒットを許し2失点するも先発での初白星、今季5度目の登板で2勝目を挙げました。

ハンファ打線は6回裏に3番のジャレド・ホイング選手がダメ押しの満塁ホームランを放ち、ルーキーの好投を後押ししています。

最下位10位のハンファは明日15日から、1.5ゲーム差で9位のロッテとの2連戦。ハンファはこの対戦で最下位脱出を目指します。

◆「ホームラン王争いに動き」

キウムヒーローズのジェリー・サンズ選手がLGツインズ戦でホームランを2発放ち、24本としてジェイミー・ロマック選手(SK)の23本を抜いてホームラン王争いの単独トップに立ちました。サンズ選手は打点部門でも2位と16点差をつける98打点でトップに立っています。

以下が4試合の結果です。

◇8月14日(水)の結果

・LG 0- 14 キウム(チャムシル)

 勝:ブリガム

 敗:ウィルソン

・SK 中 止 サムスン(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 9- 3 NC(テジョン)

 勝:キム イファン

 敗:ルチンスキー

・KIA 4- 1 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ターナー

 敗:フランコフ

・ロッテ 0- 6 KT(プサン)

 勝:ペ ジェソン

 敗:ソ ジュンウォン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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