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サムスン、2人の長距離砲と初出場の新助っ人の快打で接戦を制す<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
韓国デビュー戦で2安打1打点のウィリアムソン(写真:サムスンライオンズ)

27日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズ対ハンファイーグルスはサムスン打線の5、6、7番が活躍。接戦を制しています。

6回裏、この日が初出場の新外国人選手、6番マック・ウィリアムソン選手が放ったこの日2本目の二塁打がタイムリーとなると、続く7番キム・ドンヨプ選手が5号同点3ラン。

サムスンはその後、5-6と1点をリードされるも、8回裏には無死一塁で5番イ・ウォンソク選手が12号2ランを放ち、7-6として逆転に成功しました。

イ・ウォンソク選手の一発が決勝打となったサムスンは連勝。敗れたハンファは6連敗です。

◆「サムスン、助っ人打者2人態勢に」

サムスンは23日、ジャスティン・ヘイリー投手をウエーバー公示申請し、新外国人選手としてマック・ウィリアムソン外野手を獲得。外国人選手枠3人のうち、ウィリアムソン外野手とダリン・ラフ内野手の野手2人に充てることにしました。

右投げ右打ち、29歳のウィリアムソン外野手は今季、メジャーリーグではジャイアンツとマリナーズでプレーし40試合に出場。3Aでは25試合で打率3割6分7厘、9本塁打を記録し、長打力に高い評価を受け、サムスン入りとなりました。

年俸総額は移籍料5万ドルを含む27万5000ドル(約2,970万円)とのことです。

◇7月27日(土)の結果

・トゥサン 12- 1 KIA(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:ターナー

・キウム 4- 1 NC(コチョク)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:ク チャンモ

・KT 2- 5 LG(スウォン)

 勝:ウィルソン

 敗:クエバス

・サムスン 7- 6 ハンファ(テグ)

 勝:チャン ピルチュン

 敗:アン ヨンミョン

・ロッテ 0- 4 SK(プサン)

 勝:ソーサ

 敗:ラリー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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