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シーズン途中移籍後、初のアーチが決勝3ラン 投げてはエースが好投しKIA快勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ヤン・ヒョンジョンとイ・ウソン(写真:KIAタイガース)

12日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

クァンジュKIAチャンピオンズフィールドで行われたKIAタイガース対ハンファイーグルスは両チーム無得点で迎えた4回裏、KIAは四球の走者2人を置いて、6番イ・ウソン選手がセンターバックスクリーンに飛び込む先制の4号3ラン。

今月6日にNCからKIA入りしたイ・ウソン選手にとって移籍後初ホームランとなりました。

この回、さらに9番キム・ソンビン選手にも3号2ランが飛び出し、KIAが5-0としました。

投げてはKIAの先発、エースのヤン・ヒョンジョン投手が7回を投げ被安打3、無失点ピッチングの好投を見せ、5-0で勝利。ヤン・ヒョンジョン投手は10勝目(7敗)で6年連続2けた勝利となりました。

KIAの連敗は3でストップ。イ・ウソン選手の4回の3ランが決勝打となっています。

◆「2、3位が入れ替わり」

3位のキウムヒーローズが6連勝。2位のトゥサンベアーズが敗れたため、両チームの順位が入れ替わりました。2位と首位のSKワイバーンズとのゲーム差は5.5。今後、この差は縮まるのかそれとも2位以下での順位争いとなるのか注目です。

以下が全5試合の結果です。

◇7月12日(金)の結果

・LG 3- 6 サムスン(チャムシル)

 勝:キム スンヒョン

 敗:チョン ウヨン

・SK 2- 6 キウム(インチョン)

 勝:ブリガム

 敗:キム グァンヒョン

・KIA 5- 0 ハンファ(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:キム ボムス

・ロッテ 2- 1 トゥサン(プサン)

 勝:コ ヒョジュン

 敗:パク チグク

・NC 9- 8 KT(チャンウォン)

 勝:フードリック

 敗:アルカンタラ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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