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KTのベネズエラ右腕 8回無失点でチームは3連勝 敗れたロッテは5連敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ウイリアム・クエバス(写真:kt wiz/初報から差し替え)

9日は全5試合が17時開始のナイトゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークで行われたKTウィズ対ロッテジャイアンツは1回表、ロッテがKTの先発ウイリアム・クエバス投手に対し、二塁打と内野安打で1死一、三塁のチャンスを作るも、4番イ・デホ選手がカーブを打たされてピッチャーゴロ。ダブルプレーで先制のチャンスを逸しました。

初回のピンチを切り抜けたクエバス投手は2回から6回までロッテ打線にヒットを許さず、7、8回はランナーを出すも無失点。クエバス投手は8回106球を投げて被安打4。三振は3つと打たせて取る投球でロッテ打線を0点に抑えました。

試合は5、8回に1点ずつを挙げたKTが2-0で勝利。クエバス投手はKBOリーグ13試合目で最も良い投球を見せて4勝目(5敗)、KTは3連勝です。敗れた最下位のロッテは5連敗となりました。

以下が全5試合の結果です。

◇6月9日(日)の結果

・トゥサン 0- 4 キウム(チャムシル)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ユ ヒグァン

・SK 0- 9 サムスン(インチョン)

 勝:ウォン テイン

 敗:ソーサ

・KT 2- 0 ロッテ(スウォン)

 勝:クエバス

 敗:チャン シファン

・ハンファ 1- 3 LG(テジョン)

 勝:チョン ウヨン

 敗:チョン ウラム

・NC 4- 3 KIA(チャンウォン)

 勝:チャン ヒョンシク

 敗:ターナー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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