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主砲のパク・ピョンホが登録抹消のキウム キム・ハソンが4安打4打点で奮闘<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4安打4打点のキム・ハソン(写真:キウムヒーローズ)

6月6日は戦没者追悼の日である「顕忠日」で休日。4チームがミリタリーユニフォームを着用し、14時開始の3試合と17時開始の2試合の計5試合が行われました。

コチョクスカイドームではキウムヒーローズとSKワイバーンズが対戦。

キウムはリーグトップタイの13本塁打を記録している主砲のパク・ピョンホ選手が、腰とひざの状態が思わしくなく打撃の調子も崩していることから登録抹消に。

この日のSK戦は3番キム・ハソン、4番ジェリー・サンズ、5番イム・ビョンウク各選手のクリーンアップで臨みました。

3番のキム・ハソン選手は1回裏の最初の打席でレフトに先制の8号ソロを放つと、3回には1死一、二塁で初球を左中間に2点タイムリー二塁打。3-0とリードを広げました。

ミリタリー仕様のユニフォームで一発を放ち、三塁コーチに敬礼するキム・ハソン(写真:キウムヒーローズ)
ミリタリー仕様のユニフォームで一発を放ち、三塁コーチに敬礼するキム・ハソン(写真:キウムヒーローズ)

一方のSKは4回表に2点を挙げ1点差に迫るも、キウムは7回に1点、8回にも1点を挙げリードを広げると、さらに2死一、三塁でキム・ハソン選手がこの日4本目のヒットとなる、左中間へのタイムリー二塁打を放ってダメ押し。6-2としてキウムが勝利しました。敗れた首位SKは連勝が3で止まっています。

以下が全5試合の結果です。

◇6月6日(木・休)の結果

・LG 8- 7 KT(チャムシル)

 勝:コ ウソク

 敗:チョン ソンゴン

・キウム 6- 2 SK(コチョク)

 勝:イ スンホ

 敗:パク チョンフン

・サムスン 6- 0 NC(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:バトラー

・KIA 12- 3 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:イ ヨンチャン

・ロッテ 3- 4 ハンファ(ウルサン)

 勝:キム ミンウ

 敗:キム ゴングク

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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