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イ・デウン(元千葉ロッテ)再登録後の初登板 7回1失点の好投も援護なく2敗目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イ・デウン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

28日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークで行われたKTウィズSKワイバーンズの対戦は、調整のため今月14日に登録抹消となったKTのイ・デウン投手(元千葉ロッテ)が再登録されて最初の登板。今季5度目の先発マウンドは首位SKに対して3回までパーフェクトピッチングを見せました。

この日のイ・デウン投手は直球が低めに決まり、ボールからストライクゾーンに入るカーブのような軌道を描くフォークと、ナックルカーブの縦の変化球でストライクを先行させていきました。

試合は両チーム無得点のまま8回まで進み、8回表、イ・デウン投手が無死から四球を2つ続けたところで球数が100球に近づき降板。その回SKは4番ハン・ドンミン選手の内野安打で1点を挙げ、均衡を破りました。

SKは9回にも2点を挙げて3-0として勝利。SKは7連勝。KTは5連敗です。

イ・デウン投手は8回途中で降板するまで被安打4、6つの三振を奪い、SK打線を1失点に抑えました。しかし味方打線の援護なく、負け投手になっています。イ・デウン投手は2敗目です。

以下が全5試合の結果です。

◇4月28日(日)の結果

・トゥサン 9- 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:イ ヒョンホ

 敗:キム ウォンジュン

・キウム 13- 5 KIA(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:キム セヒョン

・KT 0- 3 SK(スウォン)

 勝:サンチェス

 敗:イ デウン

・サムスン 1- 2 LG(テグ)

 勝:チョン ウヨン

 敗:チェ ジグァン

・NC 10- 4 ハンファ(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:チャン ミンジェ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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