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助っ人対決の投手戦に決着をつけたのは19歳のサヨナラヒット<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ打のチョン・ウンウォン(写真:ハンファイーグルス)

4日、韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われ、4試合が1点差ゲームでした。

ハンファ生命イーグルスパークで行われたハンファイーグルスLGツインズの対戦はハンファはサーポルト投手、LGはウィルソン投手が先発し、両投手による投手戦で進みました。

サーポルト投手は8回を投げ被安打4、三振5、失点1。ウィルソン投手は7回無失点、被安打5、三振8つを奪って2番手以降に託します。

両チーム8回に1点ずつを入れ、1-1で迎えた9回裏、ハンファは2死三塁のチャンスを作ると、LGベンチは1番のチョン・グンウ選手を歩かせて2死一、三塁に。続く2番チョン・ウンウォン選手のところでチョン・グンウ選手が初球に盗塁を決めて二、三塁となりました。

この場面でチョン・ウンウォン選手はカウント1-1からライトへタイムリーヒット。三塁からランナーが還って、ハンファがサヨナラ勝ちしました。

チョン・ウンウォン選手は高卒2年目の19歳。1年目の昨季、98試合に出場しセカンドのポジションを争いました。ハンファのセカンドはこれまで韓国を代表するプレーヤー、チョン・グンウ選手が務めていましたが昨年はファーストを兼ね、今年はセンターにポジションを移しています。

チョン・ウンウォン選手は今シーズン、同じく二塁手のカン・ギョンハク選手が右肩痛で戦列を離れていることもあり、ここまでの全11試合で二塁手として先発出場中です。

以下が全5試合の結果です。

◇4月4日(木)の結果

・トゥサン 5- 4 KT(チャムシル)

 勝:リンドブロム

 敗:クエバス

・SK 7- 6 ロッテ(インチョン)

 勝:ハ ジェフン

 敗:ユン ギルヒョン

・ハンファ 2- 1 LG(テジョン)

 勝:チョン ウラム

 敗:コ ウソク

・サムスン 12- 7 KIA(テグ)

 勝:キム デウ

 敗:ヤンヒョンジョン

・NC 5- 6 キウム(チャンウォン)

 勝:ブリガム

 敗:バトラー

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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