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イ・デウン(元千葉ロッテ)韓国2戦目も序盤に失点重ね、4回7失点で初黒星<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イ・デウン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

高校在学中に米球団と契約。マイナーリーグでプレー後に千葉ロッテ入りし、帰国後、兵役を経て、今年初めて韓国プロ入りしたKTウィズのイ・デウン投手(30)が2度目の先発マウンドに上がりました。

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チャムシル球場でのトゥサンベアーズ戦に登板したイ・デウン投手は1回裏、無死一塁で2番フェルナンデス選手にライトへ二塁打を喫し0-1に。そして4番キム・ジェファン選手にライト前タイムリー。さらに6番ホ・ギョンミン選手にもセンター前にタイムリーを許し、3点を取られて1回を終えました。

イ・デウン投手は2回にもフェルナンデス選手の犠牲フライで0-4に。3回は4、5、6番を三者凡退に抑えるも、4回には無死満塁で1番チョン・スビン選手にタイムリー。1死後、3番パク・コンウ選手に押し出し四球を与えて0-6に。さらに4番キム・ジェファン選手のセンターへの犠牲フライで0-7となり、イ・デウン選手はこの回を終わってマウンドを降りました。

イ・デウン投手は4回7失点。1、4回と味方のエラーが2つあり、自責点は4でした。この日のトゥサン打線はイ・デウン投手のフォークボールをはじめとした各球種を完璧なタイミングでとらえ、8つのヒットを重ねました。イ・デウン投手は初黒星です。

試合はトゥサンが9-0で勝って4連勝。敗れたKTは9試合を終えて7敗目の最下位です。

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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