23日に1軍公式戦が開幕した今年の韓国KBOリーグ。26日には2軍リーグのフューチャーズリーグが開幕しました。

韓国の2軍は北部、南部の2つのリーグに分かれ北部リーグ92試合、南部リーグ100試合を行います。内訳は所属リーグ内のチームと各14試合、他のリーグと対戦する交流戦が各6試合で編成されています。

両リーグの構成は以下の通りです。

・北部リーグ：LG、トゥサン、コヤン（キウム二軍）、SK、ハンファ

・南部リーグ：サムソン、ロッテ、KIA、サンム(尚武＝国軍体育部隊)、KT、NC

KBOリーグの2軍はNPBとは異なり、軍隊のチーム・サンム(尚武)があります。サンムは毎年秋に兵役を控えた選手を対象に入団テストを実施。プロまたはアマ選手が参加し、合格者は1年9ヶ月の兵役期間中、サンムに所属し野球が出来ます。それ以外の兵役期間の選手は公益勤務や軍服務のみを務めることになります。

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サンム同様に兵役中の選手が参加するチームに警察野球団がありますが、警察野球団は今年限りでの活動終了が予定され、今年は非公式試合48試合のみが行われます。

また韓国の2軍では、2012年から福岡ソフトバンクホークスの3軍チームとの非公式試合を実施。今年も6月に12試合が予定されています。

※開催球場と開始時間を追記（6/6）

・6月7日（金）～9日（日）　KTウィズ戦　イクサン（益山） 13時開始

・6月11日（火）～13日（木）　ハンファイーグルス戦　ソサン（瑞山） 13時開始

・6月14日（金）～16日（日）　SKワイバーンズ戦　カンファ（江華） 13時開始（16日は11時開始）

・6月18日（火）～20日（木）　コヤンヒーローズ戦（キウムヒーローズ2軍）　コヤン（高陽） 13時開始

2軍戦は一部の1軍本拠地で行う場合を除き、2軍施設内の球場で実施します。韓国の2軍施設はこの7、8年の間に複数の球団が巨額を投資し、広大な敷地に野球場、室内練習場、合宿所を備えた充実した練習環境を整えています。

韓国球団の2軍施設を視察した日本の球団関係者からは「ウチよりも何倍もいい」、「メジャーの施設を思わせる」という声も聞かれます。