来春オープンの新球場名 「チャンウォンNCパーク」に決定<韓国KBOリーグ>

来春竣工の新球場「チャンウォンNCパーク」の完成予定図(写真:チャンウォン市)

来年からNCダイノスが本拠地として使用する、現在建設中の新球場の名称がチャンウォン(昌原)NCパークに決まったと26日、チャンウォン市が明らかにしました。

12月26日現在、工事進捗率87%のチャンウォンNCパーク。写真左は現球場(写真:チャンウォン市)
12月26日現在、工事進捗率87%のチャンウォンNCパーク。写真左は現球場(写真:チャンウォン市)

韓国南部の都市・チャンウォン市をフランチャイズとするNCは、2012年の新規参入以来、同市のマサン(馬山)総合運動場内にある野球場をホームグラウンドとして使用していましたが、来季からは新球場に移転します。

新しい球場は現球場の隣。総合競技場を撤去した跡地に建設され、座席数22,000席の屋外型でグラウンドは天然芝です。韓国では2014年にクァンジュ(光州)、16年にテグ(大邱)と新球場の完成が続いていますが、チャンウォンNCパークもこの2球場同様に開放感のある「ボールパーク型」になっています。

球場広場と一体化した開放感のあるレフト後方(写真:チャンウォン市)
球場広場と一体化した開放感のあるレフト後方(写真:チャンウォン市)

・2014年にオープンしたKIAタイガースの本拠地・クァンジュKIAチャンピオンズフィールド(フォトムービー:ストライク・ゾーン)

・2016年オープンのサムスンライオンズの本拠地・テグサムスンライオンズパーク(フォトムービー:ストライク・ゾーン)

KBOリーグ全10球団が使用する9球場(チャムシル球場は2球団が共同使用)はすべて地方自治体が所有していますが、近年完成の新球場建設には球団が費用の一部を負担することで長期使用権や命名権を得ています。

チャンウォンNCパークの総事業費は1,240億ウォン(約124億円)。国、道(慶尚南道)、市の予算のほか、100億ウォン(約10億円)がNC球団の負担金です。

チャンウォン市は2010年に旧チャンウォン市とマサン市、チネ(鎮海)市の合併により誕生。球場は旧マサン市にあります。旧マサン市は歴史的に野球との関わりが深く、新球場名には「マサン」を入れることを求める声も上がっていました。しかし今回の決定ではマサンの名は含まれず、複合施設一帯の名称がマサン野球センターとなりました。

今季までNCが使用したマサン野球場は来年からはNCの2軍球場として活用されます。韓国で1、2軍が隣接した球場を使用するのはこれが初めてです。

日本ではあまり馴染みのないチャンウォン市ですが、韓国第2の都市・プサン(釜山)からは高速バスで約1時間と近く、日帰りも可能な距離です。来年のKBOリーグの開幕戦は3月23日(土)。チャンウォンNCパークではNCとサムスンの対戦が予定されています。