久保建英の移籍が、決まらない。

久保は今冬の移籍が確実視されてきた。だが新天地最有力候補のヘタフェが先に獲得を発表したのは久保ではなくバルセロナのカルレス・アレニャだった。

■ヘタフェ会長の言葉

「我々はレアル・マドリーに（久保の獲得を）要求した。事が解決すれば、彼は来るだろう。問題はまったくない。時間の問題だ。クボは移籍を希望している。レアル・マドリーとビジャレアルは移籍の成立に向けて動いている」とはヘタフェのアンヘル・トーレス会長の弁である。

「すべてが解決すれば、彼は来る。そうならなければ、我々は現在のメンバーで戦う。（久保の移籍に関しては）書類の関係がある。（レアル・マドリー、ビジャレアル、ヘタフェの）3クラブが絡んでいるテーマだ。それを考慮に入れなければいけない。クボは若い選手で、プレータイムを必要としている。我々はあと数日待つつもりだ」

■ヘタフェの補強と意見の相違

今季のヘタフェを紐解く時、気になるところがある。それが、補強だ。