Yahoo!ニュース

世界の食料安全保障の歴史~参照すべきその道のり

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。
第77回(2022年)国連総会における食料安全保障巡る会合に出席する米国務長官(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 食料安全保障の考え方は数多くなされており、現在までに数百の定義が行われてきた。その定義は、政策的な側面からみると、図にある食料安全保障の「4 本柱」に議論が集中してきた。この4本柱のアプローチは、50年以上かけて徐々に確立されてきたもので、入手可能性から始まり、アクセス、利用、そして最後に安定性へと数十年にわたり追加されてきたとされる(Clapp et al 2021)。以下、Clapp(et al 2021)の歴史に関する部分をまとめる。

この記事は有料です。
農業ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来のバックナンバーをお申し込みください。

農業ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来のバックナンバー 2022年9月

税込550(記事4本)

※すでに購入済みの方はログインしてください。

購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

松平尚也の最近の記事