世界の食料安全保障の歴史~参照すべきその道のり
食料安全保障の考え方は数多くなされており、現在までに数百の定義が行われてきた。その定義は、政策的な側面からみると、図にある食料安全保障の「4 本柱」に議論が集中してきた。この4本柱のアプローチは、50年以上かけて徐々に確立されてきたもので、入手可能性から始まり、アクセス、利用、そして最後に安定性へと数十年にわたり追加されてきたとされる(Clapp et al 2021)。以下、Clapp(et al 2021)の歴史に関する部分をまとめる。
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