台風19号 関東など東日本への影響早まる 連休明けの交通機関への影響は?
台風19号は、きょう13日朝に鹿児島県に上陸しました。今後は西日本・東日本を横断しますが、関東など東日本への影響は、当初の予報より早まりそうです。
各地のピークは?
台風19号による雨・風のピークは、【九州】…13日昼すぎにかけて、【中国・四国】…午前~夕方、【近畿】…夕方前~今夜遅く、【東海・北陸】…今夜遅く~14日未明、【関東甲信】…雨は今夜遅く~14日未明、風は~明け方、【東北】…14日未明~昼頃、と概ねなります。
台風のスピードがやや上がることによって、東日本では当初の予報より3時間ほど早まっています。
台風時、少し前の予報が頭に残っている人が意外と多いですから、ひとこと周りの人とも確認してみてください。
■最新の台風予報:http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/
連休明けの交通機関は?
14日朝には、台風本体の雨雲は東北へ。東北では交通機関が、大きく乱れるおそれがあります。北陸も、日本海からの強い風が吹きつけて、乱れが出そうです。
また、14日朝には晴れる所の多い東海・関東でも、始発の時間帯など明け方は、強い風によって交通機関が乱れている可能性があります。その乱れの一部が、朝のうちもまだ残っているかもと考えておきたいところです。
台風18号の爪あとが拡大するおそれ
1週間前に上陸した台風18号は、静岡県や南関東など各地に大雨を降らせ、小規模なものも含めるとあちらこちらで、がけ崩れのあとが見られます。
今回の19号の雨が、さらに被害を拡大させることは十分に考えられます。
東海や関東は、雨のピークが今夜に早まっています。がけ崩れの小さな痕跡が近くにあるなどするようなら、明るいうちに別の場所へ移るなど備えておくのが安心です。