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ノート(243) 陸山会・虚偽報告書事件の背景について

前田恒彦元特捜部主任検事
(写真:アフロ)

~釈前編(3)

受刑378/384日目(続)

東京拘置所にて

 最高検の中村孝検事が静岡刑務所までやってきたのは、田代政弘検事やその上司らが刑事告発されていた陸山会・虚偽報告書事件について事情を聴くためだった。この件について語るには、その背景にまでさかのぼる必要がある。これまでお話ししてきたところと重なる部分もあるが、改めて振り返ってみたい。

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元特捜部主任検事

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。

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