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「THE MANZAI 2013」本戦サーキット3戦目レポート

ラリー遠田作家・お笑い評論家
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11月9日、新宿・ルミネtheよしもとにて、「THE MANZAI 2013」本戦サーキット3戦目が開催されました。これは、年末に行われる漫才コンテスト「THE MANZAI 2013」の決勝進出者を決めるための最終予選となるライブ。本戦サーキットは東京、大阪、京都で5回に分けて行われます。

この日は5回ある予選のうちの3回目。勝ち残った認定漫才師50組のうち20組が出演していました。アームストロング、ウエストランド、エルシャラカーニ、エレファントジョン、オジンオズボーン、かまいたち、サカイスト、三四郎、三拍子、磁石、チーモンチョーチュウ、超新塾、天竺鼠、どきどきキャンプ、トレンディエンジェル、流れ星、Hi-Hi、風藤松原、三日月マンハッタン、レイザーラモンの20組。

ライブの終わりには、審査結果としてこの日の上位2組が発表されました。2位はチーモンチョーチュウ、1位は天竺鼠。チーモンチョーチュウは、ファンタジックな設定の漫才で爆笑をさらっていました。一方、天竺鼠は、最初から最後まで独自の切り口で予測不能のボケを次々に繰り出していました。もちろん、彼ら以外の芸人も全員が面白く、誰が勝ってもおかしくない熱戦でした。

次の本戦サーキットは11月16日、京都・よしもと祇園花月で行われます。

2位:チーモンチョーチュウ
2位:チーモンチョーチュウ
1位:天竺鼠
1位:天竺鼠
作家・お笑い評論家

テレビ番組制作会社勤務を経て作家・お笑い評論家に。テレビ・お笑いに関する取材、執筆、イベント主催など、多岐にわたる活動を行っている。主な著書に『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと『めちゃイケ』の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』(イースト新書)、『逆襲する山里亮太』(双葉社)、『なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?』(コア新書)、『この芸人を見よ! 1・2』(サイゾー)、『M-1戦国史』(メディアファクトリー新書)がある。マンガ『イロモンガール』(白泉社)では原作を担当した。

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