既に報じられているように、きょう24日(火)の日本列島には今シーズン1番の寒気が流れ込み始めています。宮城県においても気温が急降下していて、あす25日(水)はこの冬の寒さのピークになりそうです。

あす25日(水)の宮城は“稚内の真冬並み”

今回の寒波で、宮城県において最も顕著に影響が出るのが気温です。あす25日(水)の宮城県は最低気温-7度前後、最高気温でも-3度前後という寒さが予想されています。

ちなみに北海道の稚内における「真冬並み」の値が最低気温-7.4度・最高気温-2.9度ですので、あすの宮城県は日本最北端の地における真冬並みの気温ということが言えます。（もちろんあすの稚内はもっと寒いですが）

宮城県においてはひと冬に1回あるかないかというレベルの寒さになりますので、万全の寒さ対策・水道管の凍結対策をしてお過ごしください。

強風・吹雪にも注意を

2年前のちょうど今頃、宮城県内の東北自動車道で約140台の車が絡む大規模な交通事故がありました。

『宮城県　東北自動車道の大規模事故は　新雪・風・地形の条件が揃って起きた』

この事故の原因は地吹雪で、あす25日(水)の宮城県も強風や吹雪に注意が必要です。

あすはオホーツク海で低気圧が急発達します。いわゆる爆弾低気圧と呼ばれる発達の仕方をし、大陸の高気圧との間で気圧の差が非常に大きくなります。

これによって北日本を中心に西風が強く吹き、宮城県においても瞬間的には25メートル前後の強風になるおそれがありますのでご注意ください。

また強い風によって宮城県の平地にも時々雪雲が流れ込み、風が加わることでふぶく時間もある見込みです。気温が一日氷点下ですので、新雪が積もったところでは地吹雪も発生するかもしれません。

車の運転をする際は強風・吹雪などにも十分ご注意ください。