巨人・菅野×DeNA・久保

菅野vsDeNA打線 1勝1敗、防御率2.40

WHIP(1イニング当たりに出した走者の数)は0.80とかなり優秀で被打率も.192と抜群。石川、筒香、バルディリスを打率.167(6打数1安打)に抑えており、連打を浴び大量失点することは考えにくい。注意するのは対戦経験のない打者か。昨季までチームメイトだったロペス、巨人戦で2本のサヨナラ安打を放った桑原に仕事をさせなければ勝利がグッと近づく。東京ドームでは昨季8試合に先発し5勝1敗、防御率2.34と好相性なのも心強い。

久保vs巨人打線 3勝1敗、防御率2.31

昨季巨人に勝ち越したのはDeNAのみでその原動力になったのが久保。

1試合当たりの被本塁打率0.40本はリーグ2位。また球界屈指の高速クイックの使い手としても有名で、昨季マウンドにいる時に企図された盗塁はわずか2回。巨人のチーム盗塁数102個と成功率77.3%はどちらもセリーグトップだが、久保相手には6試合、39イニングで1度も仕掛けてこなかった。相手の持ち味である一発と足を封じ、今季も巨人キラーとなれるか。

阪神・メッセンジャー×中日・山井

メッセンジャーvs中日打線 3勝1敗、防御率1.54

チーム別防御率は唯一の1点台、5試合で35イニングを投げており昨季は中日相手に先発として文句のない働きをしている。ただ1番打者として中日打線を引っ張る大島には被打率.467(15打数7安打)と打ち込まれている。プレーボール直後に対峙する難敵を抑えて波に乗りたい。他にも8打数3安打に加えて3四球を与えている平田、11打数5安打で唯一の本塁打を浴びている藤井にも注意だが、この3人以外はきっちり抑えている。

山井vs阪神打線 3勝1敗、防御率3.69

昨季の初先発も京セラドームの阪神戦、その試合は7回3安打無失点と最高のピッチングで最多勝へのスタートを切った。

最も注意が必要なのは被打率.563(16打数9安打)のゴメス。ただ次打者のマートンは16打数3安打で被打率.188と抑えており、17打数6安打と打たれていた鳥谷は3番から1番へと打順変更されるためゴメスを孤立させたい。梅野、大和も完璧に抑えており下位打線が作ったチャンスを鳥谷が還すという阪神・和田監督がイメージする攻めのパターンも心配する必要はなさそう。

広島・前田×ヤクルト・小川

前田vsヤクルト打線 1勝1敗、防御率4.91

昨季の対戦は2試合だけで、勝った試合でもイニング数を上回る安打を打たれている。計11イニングで18本の安打を浴びチーム被打率がなんと.400。球界を代表する好投手でも抑えるのは難しい打線だ。特に昨季ブレイクした2人、山田には.714(7打数5安打)、雄平には.750(4打数3安打)と7割超えの打率を残されている。救いはバレンティンの不在と、安打は多く打たれているが全て単打で済んでいるということ。ランナーをためてドカンだけは避けたい。開幕早々、エースには圧倒するピッチングよりも粘りのピッチングが求められる。

小川vs広島打線 2勝0敗、防御率0.60

15イニングを投げて失点は本塁打による1点のみ。イニング数を上回る三振を奪っており大きな不安要素は見当たらない。打者別成績では菊池に.571(7打数5安打)の高打率を残され、唯一の失点となる本塁打を浴びた丸が.333(6打数2安打)。ファンミーティングで広島・緒方監督は開幕投手のみならず1番・鈴木誠も発表したが、小川に対しても打率.500(4打数2安打)と結果を残している。小川にとってこの上位打線がポイントとなるだけに立ち上がりを慎重に入りたい。