6月21日と22日(日本時間22日と23日)の2試合で、メジャー自己最多となる8打点と13奪三振の快挙を達成したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。

 二刀流選手として何かと比較されることの多いベーブ・ルースがメジャー22年間で作り上げた記録をわずか2日間であっさりと超えていった。

 二刀流選手だったルースは、投手として通算94勝46敗、488奪三振を記録し、打者としては通算714本塁打(歴代3位)、2214打点(歴代2位)を叩き出した。

 MLB歴代2位となる打点部門では、打点王に5度輝くなどしてニューヨーク・ヤンキースを7度のワールドシリーズ優勝に導いた。

 そんな打点製造機のルースだが、1試合での自己最高打点は7打点(4度記録)。ルースがメジャー2503試合でも到達することができなかった8打点の壁を、大谷は477試合目で超えてみせた。

ベーブ・ルースの1試合7打点試合

1927年7月9日 6打数5安打、2本塁打

1929年6月21日 5打数3安打、2本塁打

1929年8月6日 4打数2安打、2本塁打

1932年7月28日 4打数3安打、2本塁打

 投手としてルースの最多奪三振は、ボストン・レッドソックスに在籍していた1915年6月17日に記録した11奪三振。この試合では投手・ルースは、7回1/3を投げて、8被安打、7失点、3四球と大荒れだったが、11個の三振を奪って、11対10の打撃戦を制して勝利投手となっている。ちなみに、ルースはこの試合で9番打者として打席にも立っており、4打数2安打3打点とバットでも結果を残した。

 8打点を叩き出した翌日の試合で先発登板して、自己最多の13三振を奪った大谷は、わずか2日間で打(打点)と投(奪三振)の両方でベーブ・ルースの自己最多記録を上回った。

 ルースは投手として163試合に登板(147先発)したが、二桁奪三振は2度だけ。対する大谷は47試合に登板(47先発)して、二桁奪三振はすでに10回も達成している。

 大谷は22日のロイヤルズ戦でメジャー通算奪三振数を312として、ベーブ・ルースに次ぐ、メジャー史上2人目となる300奪三振&100本塁打を達成した選手となった。(ルースは488奪三振&714本塁打。大谷は312奪三振&108本塁打)