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“顔面骨折”の韓国代表FWソン・フンミンがカタール入りでケガの状態は…第一声で何を語った?

金明昱スポーツライター
顔面骨折の手術を終えてカタール入りしたソン・フンミン(写真:ロイター/アフロ)

 来週開幕するカタール・ワールドカップ。各国選手たちが続々と入国し調整を始めているところ、一人の韓国代表選手が16日(日本時間)にカタール入りした。

 トッテナム所属の韓国代表FWソン・フンミンだ。11月1日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループステージのマルセイユ戦で、相手選手の肩が左目に接触し、その後、顔面を骨折していることが判明。3日に手術を受けて無事に終えたが、回復の状況次第ではカタールW杯出場も危ぶまれていた。

 そんな中でパウロ・ベント監督は12日に26人のメンバーを発表。その中にソン・フンミンの名前があったのは当然のこととも言える。ただ、カタール入りが大幅に遅れることはおろか、実際に試合でベストパフォーマンスを発揮できるかも分からない状態ながらも、ソン・フンミン抜きではグループリーグ突破は考えられないという意思表示でもある。

 心配なのはケガの状態だったが、16日にカタールの空港に姿を見せたソンは笑顔を見せるほどの余裕があったという。

「スポーツ朝鮮」はこの時の様子について「ソン・フンミンを取材するための多くの報道陣はもちろん、現地のカタール人まで集まった。彼が登場すると空港の雰囲気は最高潮に達した。混雑することを予想していた大韓サッカー協会は動線をコントロールするといったが、その人気は予想以上だった」と伝えている。

 昨年のプレミアリーグ得点王でもあるソンの人気は、韓国とアジアを超えて、世界的なものになっているようだ。

トッテナム制作のフェイスガード着用?

 空港にメガネ姿で登場したソンの左目部分は、まだ腫れているような感じもあったが、「ようやく到着したので、しっかりと体を調整して選手たちと忘れられないW杯にしていきたい」と笑顔でメディア対応。

 また、ケガに関しても「まだ詳しく伝えられることはありません。状況を見守る必要があります。自分ができることにベストを尽くします」と語ったという。

 手術後の経過は良好のようで、所属クラブのトッテナムが制作したフェイスガードを持ってきているとも伝えられている。ただ、「このフェイスガードを試合で着用するのかは未知数」(中央日報)とのことで、カタールW杯初戦のウルグアイ戦(24日)まで一日も早い回復が待たれる。

スポーツライター

1977年7月27日生。大阪府出身の在日コリアン3世。朝鮮新報記者時代に社会、スポーツ、平壌での取材など幅広い分野で執筆。その後、編プロなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めたあと、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。11年からは女子プロゴルフトーナメントの取材も開始し、日韓の女子プロと親交を深める。現在はJリーグ、ACL、代表戦と女子ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。

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