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MLB公式サイト記者11人がWBC優勝チーム&MVPを予想!1番人気は侍ジャパンとドミニカ代表

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
今大会の優勝トロフィーを手にするのはどの代表チームか?(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

【第5回WBCがいよいよ今日から開幕】

 すべての強化試合を戦い終え、侍ジャパンはいよいよ3月9日からWBC本戦を迎えることになるが、台湾で開催されるプールAは一足先に今日から開幕し、日本時間の午後1時にキューバ代表とオランダ代表が激突する。

 両チームともに第1次ラウンド突破が予想される強豪チームであり、第2次ラウンドで侍ジャパンと対戦する可能性があるチームだけに、どんな仕上がり具合なのか気になるところだ。

 ところでWBCを主催するMLBも、今大会を盛り上げようとここ最近の公式サイトはWBC関連のニュースを次々に公開している。その最新ニュースとして、同サイト所属の記者11人による優勝チーム&MVP予想を実施している。

 そこで1番人気だったのは、4票を獲得した侍ジャパンとドミニカ代表で、残りは米国代表、ベネズエラ代表、韓国代表が1票ずつ分け合っている。

【侍ジャパンの優勝を予想する記者4人の評価は?】

 ちなみにMLB公式サイト記者11人中侍ジャパンの優勝を予想した4人は、リカルド・モンテスデオカ記者、マイク・ペトリエーヨ記者、エフレイン・ルイーズ・パンティン記者、アンドリュー・サイモン記者だ。

 記事には彼らの解説も紹介されているので、それらを簡単に紹介しておきたい。

●モンテスデオカ記者

 「ドミニカ代表は素晴らしいラインアップだし、米国代表も圧倒的だ。さらにメキシコ代表やベネズエラ代表も侮れない存在だ。でも彼らはチームとして一緒にプレーした経験が少ない。日本代表は常に一緒に戦っている。それが一番の理由だ。

 彼らは国際大会を戦う才能と経験を有しているし、ショウヘイ・オオタニを加えている。ドミニカ代表との素晴らしい戦いの末3度目のタイトルを獲得するだろう」

●ペトリエーヨ記者

 「今回は3強(侍ジャパン、ドミニカ代表、米国代表)が揃っていたが、米国代表の先発投手陣の弱体化で、2チームから後退した。そのため決勝に残る2チームは簡単に予想できる。

 自分が日本代表を推したいのは、まだ米国ファンには認知されていない高い才能を有している選手が揃っているからだ。ダルビッシュ、オオタニ、ヌートバーに注目が集まるだろうが、マサノリ・ムラカミ、ヨシノブ・ヤマモト、ロウキ・ササキを見られることに最も興奮を憶える。優勝できる十分な戦力だ」

●パンティン記者

 「ショウヘイ・オオタニが日本代表には自分以上の選手がいると語っている。彼の言葉を信じる人は少ないだろうが、本当に選手層が厚い。オオタニとともに、打者ではマサノリ・ムラカミ、投手ではロウキ・ササキ、ヨシノブ・ヤマモトがチームを牽引するだろう。

 そうした才能溢れる選手たちが集まり、米国代表やドミニカ代表よりずっと早い時期から一緒に練習しているという事実は見逃せない」

●サイモン記者

 「今大会の2強だと考えられている米国代表かドミニカ代表のいずれかが決勝戦に進むことになるだろうが、もう少し深読みしてみたい。

 投手陣を考えた上で、日本代表に対抗できるチームはいない。そこにはオオタニも加わっている。彼は今大会で大きな足跡を残し、3度目のタイトルをチームにもたらすだろう」

【MVP予想は票が割れる中大谷選手のみが2票獲得】

 続いてMVP予想だが、こちらはそれぞれの記者の間で意見が分かれ、完全に票が割れてしまった。その中で唯一2票を獲得したのが大谷翔平選手だった。

 他の侍ジャパンの選手中でMVPに推されたのは、村上宗隆選手と佐々木朗希投手の2人だ。

 そして他の代表チームの優勝を予想した記者たちのMVP予想は、ジェレミー・ペーニヤ選手(ドミニカ代表)、フリオ・ロドリゲス選手(ドミニカ代表)、ラファエル・ディーバース選手(ドミニカ代表)、マニー・マチャド選手(ドミニカ代表)、トレイ・ターナー選手(米国代表)、ロナルド・アクーニャJr.選手(ベネズエラ代表)、ク・チャンモ投手(韓国代表)──となっている。

 ちなみに米国ブックメーカーの最新版の優勝オッズによると、ドミニカ代表(+210)、米国代表(+250)、侍ジャパン(+275)の順に変動はないものの、オッズが以前より肉薄しており、まさに三つ巴の状況になってきた。

 果たして優勝トロフィーを獲得するのはどのチームになるのだろうか。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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