マリナーズ・岩隈久志が右肩を手術
スポーツ専門サイトの『The Score』が現地29日、マリナーズの岩隈久志投手が右肩の内視鏡手術を受けたとの速報記事を報じた。
今シーズンの岩隈投手はシーズン開幕からずっと右肩の違和感に悩まされ、5月3日のエンゼルス戦の登板を最後に同10日に故障者リスト入りしていた。その後懸命な治療を続け一時はマイナーでリハビリ登板ができるまでに回復していたが、再び右肩違和感を訴え復帰は延期に。以降なかなか右肩の状態が上がってこずに、結局今シーズン中の復帰は叶わなかった。
速報記事によれば、今回の手術によりキャッチボールを再開できるのは5ヶ月後になる見込みだという。来年のスプリング・トレーニングからリハビリを開始できると分析している。
また『MLB TRADE RUMORS』ではさらに詳細を報じている。手術を受けたのは27日で、29日にチームから正式発表がなさせた模様だ。
ちなみに来シーズンの契約については年俸1000万ドル(約11億円)の契約オプション権をマリナーズが保有しており、すでに36歳になり、来年どこまで投げられるかも定かでない岩隈投手に契約オプション権を行使することはないと予測している。ただしオプション権を破棄した場合は、契約破棄料として岩隈投手に100万ドル(約1億1000万円)が支払われることになる。
ただマリナーズは2012年に入団以降5年間で63勝を挙げた岩隈投手の実力を高く評価しており、契約オプション権を破棄した上でマイナー契約を含め新たに契約を結び直すことになるだろうとも予測している。
とりあえず岩隈投手の去就が正式に決まるのは、シーズン終了後まで待つしかなさそうだ。