マイケル・ジョーダン氏が大統領と対立する選手の支持を表明
ノースカロライナ州シャーロットの地元紙『The Charlotte Observer』のリック・ボネル記者によれば、同地を本拠地とするホーネッツのオーナーであるマイケル・ジョーダン氏に対し、ドナルド・トランプ大統領がツイッター上で昨シーズンのNBA王者であるウォリアーズをホワイトハウスに招待することを取り止めることを明らかにしたことについて問い合わせたところ、本人から書面で回答が届いたという。
その内容は以下の通りだ。
「この国を形成する根本的な権利の1つが表現の自由であり、非暴力的な平和的な抗議活動が長年の伝統になってきた。その権利を行使して平和的に自分の意志を表現しようとしている人物を排斥したり、蔑視すべきではない
国内に不和と嫌悪が広がりつつある中、我々は手を携えて解決していく方法を模索し、お互いを支え合い、これ以上の分断を広めていくべきではない。
私はアダム・シルバー=コミッショナー、NBA、その選手、そして与えられた権利の元に自由な発言をしたいと考えているすべての人々を支持する」
NBA界はもとより、現在も米国でもっとも影響力があるアスリートであるジョーダン氏。彼がリーグ、選手を支持する立場を表明したことで、今後はNBAに留まらずスポーツ界全体に大統領への抗議活動が広まっていきそうだ。