クリス・セールがMLB史上最速で1500奪三振を達成
レッドソックスのクリス・セール投手が29日、自身の野球人生に新たな勲章を加えた。
この日ブルージェイズ戦で今シーズン27度目の先発を果たすと、1回にスティーブ・ピアース選手から1個目の三振を奪い、さらに2回にもホゼ・バティスタ選手、ケビン・ピラー選手から三振を奪い、MLB在籍8年目で通算1500奪三振を記録した。
『ESPN』によると、今回のセール投手は投球イニングでみると1290イニング目での達成となり、1303イニング目で達成していたケリー・ウッド投手を上回り、史上最速での金字塔となった。
この日はさらに三振を積み重ね、6回終了時点で10奪三振に到達。今シーズンMLBトップを独走する17度目の10奪三振試合をも達成。9イニング辺りの三振奪取率も12.8でMLBトップにランクするなど、2015年シーズンに記録した自己最多の274奪三振を上回る勢いで三振を奪い続けている。
結局7回を投げ3安打無失点、11奪三振の好投で、両リーグトップに並ぶ15勝目を挙げ、自らの記録達成に花を添えた。ここまでハーラーダービーでも熾烈な最多勝争いを演じており、レッドソックス移籍1年目のシーズンで自身初のサイヤング賞獲得に向け目覚ましい活躍を続ける。