マーリンズ・パークの名物モニュメントが来シーズンから姿を消す?
11日に地元メディアを中心にデレック・ジーター氏率いる投資グループとの間でマーリンズの売却合意が報じられる中、デビッド・サムソン球団社長が12日、地元メディアに対し売却合意を正式に認める発言を行った。この結果、今後はMLBのオーナー会議での投票により正式認可が下され、そこから経営権の移行が進められることになる。
そんな矢先、売却合意についての詳細を報じているメディアの1つ『FanRag Sports』のジョン・ヘイマン記者が、興味深い内容を報告しているのだ。
それは、新オーナー・グループが2012年に開業したマーリンズの本拠地球場『マーリンズ・パーク』に設置されている名物モニュメントを撤去する方向で検討している、というものだ。
このモニュメントはセンター後方に設置されたもので、芸術家のレッド・グルーム氏がデザインし、総工費250万ドル(約2億7000万円)を投じたマーリンズ・パークの“ランドマーク”だ。しかしその一方で、開業当時から批判の対象にもなっており、その存在が疑問視されていたのも事実だ。
報道によると、10月上旬にもオーナー会議で売却が正式認可されることになるが、果たして新オーナー・グループは球場の改装に着手するのだろうか?気になるところだ。