Insta360 Go2は小さいお子さんのいる家庭にこそおすすめしたいアクションカム

Insta360 Go2は充電ケースがミニ三脚付になり使い勝手が向上(著者撮影)

アクションカムの登場から早15年

元祖は一応Go Proでいいと思いますが、アクションカムというジャンルができて、実はもうざっくり15年ぐらいの歴史があります。普段、生活している時の写真はスマホが担うことになったのも、同じぐらいの歴史ですね。

そして、その歴史は、それまでコンパクトデジカメの領域だったデジタル写真がスマホのカメラに置き換わっていく時代でもありました。

それでも、アクションカムの世界は、いわゆるエクストリームな領域で活躍し、スマホにはできないことを実現して、市場を広げてきました。しかし、スマホのカメラはとっくにズームも広角も1億画素も実現し、防水モデルなども登場しています。アクションカムで撮影する動画もスマホでいいのでは?となるタイミングもそう遠くないかもしれません。

ただ、それでもスマホでは撮れないものが撮れるというところにアクションカムの存在意義はあります。ひとつには60m防水のようなよりエクストリームな分野。

もうひとつは、これは昨今のテレビ番組などでも見られる光景ですが、普通のカメラは設置できないような場所(ヘルメットなど)にカメラをしかけることです。

ただ、普通に生活していて、そんな用途は年に何回あるでしょうか?60m防水なんていうスペックが必要な場面では、通常の生活にはまずないと思います。

でも、極限まで小さく軽くする方向に振り切って開発されたカメラだと、話が変わってきます。

2代目となったInsta360 Go2を今回レビューのために貸し出ししてもらって、しばらく評価していました。初代のInsta360 Goから変わらないのは、カメラがすごく小さくなった時代においても、さらに群を抜いて小さいそのサイズ。なんと、ほぼ大人の親指サイズです。

Insta360 Go2本体の重量はスペックアップして、なお重さ27g(著者撮影)
Insta360 Go2本体の重量はスペックアップして、なお重さ27g(著者撮影)

Insta360 Goと比較してスペックアップした部分を軽くおさらいしておきましょう。

  • 1/2.3インチイメージセンサー採用
  • フルHDからWQHD動画に
  • 録画時間がざっくり倍に
  • 4m防水
  • 充電ケースが超ミニ三脚にもなるメガ進化
  • サイズは親指サイズにほぼ据置

スマホでも普通に4K動画撮れる時代ですから、そこのスペックで語っても意味がありません。でも、このスペックのカメラがこのサイズで実現されているのが、Insta360 Go2のすごさです。

Insta360 Go2の軽さというすごさ

なにしろInsta360 Go2は本体だけなら30g以下という重さです。ということは、これまでカメラは論外としても、GoProですら設置できなかったところに設置できます。

例えば、キャップのつばなんかにも設置できます。これは専用アタッチメントが同梱されているので、Insta360 Go2を買ったその日にできます。

Insta360 Go2が横を向いていますが、補正されるので問題ありません(著者撮影)
Insta360 Go2が横を向いていますが、補正されるので問題ありません(著者撮影)

上の写真は大人用のキャップですが、もちろんこれを子供用のキャップに置き換えても大丈夫です。勘のいいみなさんなら、もうお気づきですね。つまり、キャップをかぶせるだけで、小さい子供が見ている景色を簡単に撮影できてしまうのです。

大人と子供の身長の差というのは、そのまま視点の違いです。特に1m前後ぐらいでまだ歩き始めの子供なんていうのは、意外と面白いところ、大人では気づかないところを見ているものです。もちろん、背の低い子供から親がどう見えているのか?なんてこともわかるようになります。

あと、これはメーカーの立場では言いにくいことだと思うので、ここで言っておきますが、軽いということは実は落としても壊れにくいということでもあるんです。これも、子供に持たせても安心という点です。

高価なスマホを子供に渡して、さらに動画撮影させるなんてことを考えれば、このInsta360 Go2で子供をカメラマンにするということが実に理にかなっていることがわかるかと思います。

Insta360 Go2はほぼどこにでも置ける、どこでも撮れる

とにかく親指サイズのInsta360 Go2。小さいだけではなく、幅がほぼ親指の幅ですから、例えばこんな金網があっても問題ありません。

Insta360 Go2なら金網のすき間からでも撮影できます(著者撮影)
Insta360 Go2なら金網のすき間からでも撮影できます(著者撮影)

こんなふうに金網のすき間から撮影した動画はこんな感じです。

そしてInsta360 Go2のサイズは家の中でも有効です。普通のカメラなら、そもそも置くことをあきらめてしまうような場所にもカメラを置くことができます。

Insta360 Go2ならこんなせまい場所にも置けます(著者撮影)
Insta360 Go2ならこんなせまい場所にも置けます(著者撮影)

だから、例えば昼寝しているお子さんがどんな様子でしているのか?なんてことも記録できます。Insta360 Go2にはゲルでカメラを固定するアタッチメントも付属していますから、ベビーベッドの枠にカメラを設置することなんかもできるでしょう。

なお、スタンド代わりにもなる充電ケースの底には三脚穴もあるので、手持ちの三脚でもミニ三脚でも使いたい放題です。

Insta360 Go2の画質、わりといける(暗所も)

これだけ小さいカメラですから、もっと大きいカメラなどと比較するとどうしても性能を犠牲にしているところはあります。中でもカメラの性能の差が出るのが暗所での撮影です。でも、わりと撮れてしまいます。

もちろん昼間なら、もっときれいに撮れます。

Insta360 Go2はいつもの動画と組み合わせると面白い

さて、最後に実際にInsta360 Go2を使っている動画を2つご紹介して終わりたいと思います。

Insta360 Go2のレビュー動画、すでにYouTubeにたくさんアップされています。でも、私がその使いこなしにいちばん感心したのは、そういったレビュー動画ではなく、普段の動画の中にちょっと目線の違うパートをInsta360 Go2で挟み込んでいる動画です。

Insta360 Go2本体のうらのグレー部分はマグネットになっています(著者撮影)
Insta360 Go2本体のうらのグレー部分はマグネットになっています(著者撮影)

例えば、以下のVlogなんて、いつもの散歩Vlogの中に、Insta360 Go2を使った自販機の中からの映像が挿入されています。こんな映像はInsta360 Go2が小さいから撮れる最高のシーンのひとつでしょう。

また、こちらも散歩中のVlog。でも、この動画、育児中自分1人しかいない時(つまりいちいちカメラのことなんて気にしている余裕がない)にお子さんをどう撮影するか?という目的のために使われています。普通のデジカメで撮影した動画もまじっているので、どこのパートがInsta360 Go2で撮影されたパートなのか考えながら見るのも楽しいかと思います。

そう、ホントに小さいお子さんがいるご家庭こそ、このInsta360 Go2というカメラが必要だと私は思う理由はこの動画でも証明されているのです。

ぜひ、このすてきな動画をご覧ください。こんな動画が撮れる時間なんて、人生の中でもすごく短い期間なのですから。