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日向坂46公式が最低23回見られる「アザトカワイイ」神動画を投下

いしたにまさきブロガー/ライター/アドバイザー
ひなリナ「アザトカワイイ」(YouTubeより)

本来であれば、日向坂46と欅坂46の映画について書きたいところなのですが、さすがに日向坂46はすでに公開から2カ月ですが、欅坂46の映画はまだ公開直後です。そんなタイミングで若干ではあれ、ネタバレ的な記事を書くのもどうかなと悩んでいると、日向坂46がYouTubeの公式チャンネルで、今まで投稿されることがなかった類いの動画をいきなり投下してきたので、まずはその話を先にすることにしました。

で、問題の動画ですが「ひなリハ」というタイトルで、日向坂46のアザトカワイイのリハーサル風景を定点カメラ(おそらくノー編集)で撮影した動画がアップされています。MVでもないのに、公開1日で70万再生を超え(約7500コメント)、配信開始から2日で早くも100万再生されています。ちなみに、アザトカワイイのMVは公開20日強で約570万再生です。

さて、この動画ですが、これはアイドル系の動画ではダンスバージョンと呼ばれる類いの動画です。

で、これってダンスに自信がないと公開できない動画なんですよ。なぜなら、定点カメラで正面からまっすぐに撮影しているので、ダンスのうまい下手がまるわかりになってしまうからです。

そのダンスへの自信は、このアザトカワイイの振付をしたTAKAHIRO先生がわざわざ「定点フルパフォーマンス」というツイートをしていることからもうかがえます。

さらに、ダンスだけではなく、アイドル楽曲というのは、フォーメーションがどんどん移動していきます。

で、こういったフォーメーションの変化というのは、通常のMVではわりとわかりにくいところなんですよ。

だから、アザトカワイイのひなリハを見た人は当然そのフォーメーション移動とダンスも含めて、とにかくグループ全体の表現のために振付が揃っていることにびっくりするわけです。

ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)
ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)

だって、このメンバーって、この曲が実質のデビューになる3人の3期生と2年ぶりのブランクがあるはずの1期生(でもいちばん大暴れしている)を含めての22人なんですよ。まさに驚愕。

ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)
ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)

そりゃ、こんな感想にもなります。

で、このフォーメーションのノールック移動って言われてもなんだかわからないと思うので、ちょっとYouTubeのスクリーンショットを使って、少しだけ説明してみます。

いちばんわかりやすいのは、3分30秒ぐらいからの最後の盛り上がりに向かう辺りだと思います。

ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)
ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)

ここだけ見てしまうとわりと変化のないシーンなのですが、この前がすごい。

ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)
ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより)

わかりますか。フロントの5人はうしろを見ることなく、うしろに移動しているんです。一部スクショ加工して、しつこく説明しますよ。上の画像から、うしろを見ることなく、うしろに移動してこうなっているんです。

ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより、著者加工)
ひなリハ「アザトカワイイ」(YouTubeより、著者加工)

ホントすごいわ。そして、この振付をしてもらえるという振付師とグループの信頼感もすごい。

さて、最後にそろそろこの記事のタイトルの意味を書いておかないといけません。

日向坂46のメンバー全員、この見事なダンスとフォーメーションをこなしながらも、フォーメーションの移動中にはなんかみんないろんなネタをしているんですよ。

自分がちゃんとフォーメーションどおりに動くなんて当たり前のことで、その上にさらにネタを仕込むという超高難度のエンタメ。どういうことなのかと、ブルーインパルスなのかと(笑)。

そこもチェックしようと思うと、特定のメンバー1人だけを見続けていないと途中でわからなくなってしまうんですよね。

なので、最初は普通に通しで1回見て、メンバーが22人いるので人数分繰り返して見るから1回+22回見ることになります。だから最低23回見るというわけです。

いわゆるネットのクチコミ的にも、ファンのためにMVではわかりにくいフォーメーションがわかる動画をこういう形でアップするというのは有効な手法です。

実際、ひなリハ動画のYouTubeのコメント欄はものすごい勢いで自分が見つけたものを知らせるコメントであふれています。

でもですね。この記事のために、ショットを取りながら、私は気づいたんですよ。こういった振付の練習をするような場所って、普通は場ミリという目印をけっこうつけておくものなんです。その方が自分の場所を把握しやすいですからね。

でも、このひなリハにはセンターに申し訳ない程度の場ミリがある以外は、場ミリないですよ。どういうことですか、これ。

そりゃ場ミリない方が、撮影したときにきれいに撮れるってのは理解できますけど、場ミリなしでこのフォーメーションの完成度ですか、どういうことですか。

すごいな、、、これはなにがどこまでなにを仕込まれているのかって考えるのもバカらしくなる強烈なパフォーマンスです。

ということで、うっかりこの記事を見てしまったみなさん、ぜひ!ひなリハ23回見ましょう。実際にはもっと見ることになるはずです。

【追記】

いちばん大暴れしている1期生こと、影山優佳さん。自ブログで、あれはアドリブではなくいただいた公式の振付であることを説明。でも、大暴れ風でありながらも、安全に見せることもできるメンバーだから、あの振付をもらっているのだと思います。

日向坂の一員としてはじめての楽曲で自分のポジションというものをいただき、

さらに落ちサビにはTAKAHIRO先生から私をフューチャーするような大切な素敵な振り付けをいただきました。

自分の全力を見せる時間をいただいたからには全力を出しきらなければならず、

しかしメンバーの安全をしっかりと優先。

しかもいつもどう頑張っても全体の流れに間に合わず、結果的に自分が中途半端に前に出て周りに迷惑をかけているような見え方をしているし実際そうなのかもしれません。。

出典:影山 優佳 公式ブログ | 日向坂46公式サイト

ブロガー/ライター/アドバイザー

Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、2007年第5回Webクリエーションアウォード・Web人ユニット賞受賞。「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」「あたらしい書斎(インプレス)」など著書多数。2011年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザーに就任。ひらくPCバッグ・かわるビジネスリュックなど、ネット発のカバンプロデュースも好調。 #カゲサポ

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