半沢直樹「倍返し」は、他人事じゃない!銀行vsあなた?

瞬間視聴率40%を越す大ヒットドラマ「半沢直樹」が今週最終回をむかえました。

この番組の代名詞となった「やられたらやり返す。倍返し」のセリフは今年の流行語大賞の最有力候補といっても過言ではないでしょう。

他にも「部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任」や「銀行は晴れた日に傘を貸して、雨の日に取り上げる」といった銀行の裏の顔を赤裸々にドラマ化したことが大ヒットにつながったのでしょう。

そんな銀行と実際に付き合っている私たちも他人事と笑っていられません。

ローンは「倍返し!」

マイホームの購入時に借りた住宅ローンは返済終了までに金利をいくら支払うのか知っていますか?

例えば、1000万円を35年で借りた場合の返済総額は、2%で1392万円、3%で1616万円、4%で1860万円、5%で2120万円、そして、7%で2684万円、10%では3611万円となり、4.6%以上で元金より金利の方が多くなり、まさに「倍返し」です。

近年、住宅ローンは低金利で「4割返し」程度ですが、今後、景気の回復に伴う金利の上昇によってバブル時代のような金利に近づくことがあれば「倍返し」を越える事態も考えられます。

現在、消費者金融で金利18%で利用している場合「倍返し」となるのは、なんと10年足らずです。金利ってこんなに払っているのです。

銀行には「やられっぱなし?」

では、預けた場合はいかがでしょうか?普通預金の金利が0.02%で「倍返し」してもらうためには、3600年かかり、定期預金でも0.03%で1200年必要なのです。

ちなみに0.1%で720年、1%で72年、2%で36年、3%で24年、6%で12年、9%で8年かかります。

「やられたらやり返す。倍返し」とドラマの中でカッコよく聞こえましたが、銀行に対して私たちは「やられっぱなし!」と感じているのは私だけでしょうか?

責めてもの抵抗は、金利の低いローンや高い金利の預金、手数料の安いところ、そして、粗品をいっぱいくれる銀行を選んで賢く利用することなのかもしれません。