京アニ事件の青葉容疑者 あす27日にも逮捕へ~収容施設の課題解決で

青葉容疑者が逮捕後に収容される大阪拘置所(今年2月撮影・相澤冬樹)

 京アニ事件が発生から10か月を経ていよいよ逮捕に動く。去年7月18日、京都アニメーションのスタジオでガソリンをまいて火を付け36人が死亡する惨事となった放火殺人事件。実行犯として殺人などの容疑で逮捕状の出ている青葉真司容疑者について、京都府警はあす27日にも逮捕する方針を固めた。事件現場で大やけどをして入院治療を受けてきたため、これまで逮捕が見送られていた。

 捜査関係者によると、青葉容疑者は一時の命の危機を脱したものの、感染症などの対策が必要なため、逮捕後にどこに収容するかが課題となっていた。京都府警は自前の留置場での収容をためらい、京都拘置所は施設の老朽化が目立つ。それでは大阪拘置所は、となったが拘置所職員の新型コロナ感染発生でそれも見送りとなり、今回、ようやく準備が整ったとして大阪拘置所での収容を前提に逮捕に踏み切ることになったという。

 京アニ事件に直接関係はないが、大阪拘置所に収容されていた著名人と言えば森友学園籠池夫妻がいる。ここに300日間勾留されていた。とても寒かったと話していたが、青葉容疑者の収容対策は万全なのだろう。冒頭の写真は今年2月、補助金事件で一審実刑判決の後、一時的にここに収容された籠池泰典前理事長が保釈されるのを待つ報道陣を撮ったものである。