名古屋市・河村市長が定例会見9月13日(全文3完)候補者の発掘中だがなかなか厳しい
市議会で佐藤幹事長の問責決議案可決。受け止めを
読売新聞:読売新聞の木村です。先日、市長がお休みされている間に市議会で。 河村:市議会? 読売新聞:ええ。佐藤ゆうこ幹事長が、減税日本の会派の。前田市議の復団を巡って、それだけじゃないんですけども、など、前田市議の復団などを巡って問責決議案が提出されて、減税以外の市議の方で可決されてるんですけども、その受け止めをちょっと教えていただけますか。 河村:議会だで、議会のほうでやってもらわないかんけども、どう言いますかね、なんですか、委員間討論でも8割から9割、減税日本向けでしょう。それと、私も言っとるんですけど、本当はもっと自由に議員というのは議論をするというのが本当は望むところですけど、委員会やっとってそれぞれ1人ずつ意見を聞くいうのは、これは、普通はないと思いますよ、普通は。普通はだいたい団で出てきますけど、みんな、会派でやってるじゃないですか。いいことじゃないですよ。実際はそういうふうになっとるわけですよ。会派でまとまって。 だからほとんど、国会とは違ういうのかどうか知りませんけど、意見言うのは会派の筆頭理事が言うんです。で、筆頭理事よりあとの人たちは採決用に人数は要るもんでおるということもありますけどね。その運営されとらんで、これ、そもそも、私これ、ええのかと、こういう運営はと思いますよ。俺はそれをだからみんなに言っとるんですよ。自分に聞かれたら、それは会派の中で議論を尽くすことで、委員会で自分のその場で思ったことを言っちゃいけないって、それは。やっぱりまず団というか、団で議論して、その団の責任者が、ええことじゃないですよ、私、これ、こういうふうにしないほうがええいうて。
佐藤幹事長が議運理事を辞めていないことをどう思うか
なかなか言えんけど、私は国会移転特別委員会の衆議院のときにやったことあるんですよ、一遍。委員長だったから。みんなで自由に議論しよういうて。ほんで、これ委員部に確認したら、確かにそれあったと、河村さんがそう言って。ほんでやったけど、その代わり条件があって、座談会であって、会議録に残さないと。そういう条件でみんなそれぞれ話をしようと思ったんだけど、ほとんどしなかったです。みんなやっぱり自民党なら自民党の、それから新進党だったか、どちらか忘れましたけど、民主党。そちらのほうでみんな言うんで、そういう対応にしないと、1人ずつ、あなたこう言いました、あなたこう言いましたってやりかけたら、それはもうベテランが強いに決まっとるわけですよ。 読売新聞:ちょっと問責のほうに話を戻したいんですけども。問責決議案のほうに話を戻したいんですけど。問責が可決された議運の理事、問責が可決された方は議院運営委員会の理事に当てないっていう申し合わせが市議会でされてるそうなんですけども、現状、佐藤さんはその職をお辞めにはなっていないんですが、それについてはどう思われますか。 河村:それは議会で決める。余分なことを言うとまたあれですけど。しかし、そんなこともあんまり聞いたことないですね、私。議員というのはもっと重要な議論が保障されとってっていう話ですよ。市民に選ばれてますので。そういうところは多数決で、多数は最後に決めますよ。しかし市民に選ばれた人たちを発言させないような対応はあんまり聞いたことないですね、私。これは。 男性:時間がそろそろ。 中日新聞:よろしかったですか。