「振られた仕事を断れない人」を卒業する簡単ワザ、キャパオーバーで無理をしたって意味がない
だから、何か問題が起きたら、表向きは自分が原因になるの。サイアクよね。コミュニケーションが取れないと、必ず事態は悪化するわ。話しかけづらくても、めげずに「報・連・相」よ。 そのうえで、3つのコツを紹介するわ。コミュニケーションは直接話しかけることばかりではないわ。直接話しかけにくければ、周りから攻めていく。これが攻略方法よ。 メールやチャットと会話を組みあわせるの メールやチャットなどの文章と会話を組みあわせる方法は、トラブルの予防にもなるのよ。「直接報告しろ」と言う人もいるかもしれないけど、その時は、「つい先ほどメールでもお送りしましたが……」と答えてみて。
話しかけにくい雰囲気の人は、こちらが一生懸命話したことへの反応は薄い一方で、後から「そんなことは聞いていない」などと言うことが多いわ。なぜかというと、話しかけにくい人は、余裕のない人だから。忙しかったり、キャパが大きくなかったり、あるいは感情コントロールが苦手でイライラしやすかったり……。そうしたいっぱいいっぱいの人に話しかけても、覚えていなかったり、聞き流していたりするのは、想像できるわよね。
一方で、文章で送っていれば、アナタから働きかけたことが証拠として残るわ。また、話しかけにくい上司の指示はコロコロ変わることもあるけれど、それも証拠を残してしまいましょう。 定期的な報告の場をつくってみるの もしアナタがミーティングを提案できるなら、定期的な報告の場をつくるのもアリよ。週1でも毎朝でも、定期的な場を設定して、そこで報告するの。相手が仕事をしている最中に報告するよりも、ずっと話しやすいはずだから。すでにそういう場所があるのなら、その時間に話すべきことを詰め込んでみて。
他の人も巻き込めば怖くないわ アナタが「話しかけにくい」と感じている人でも、周囲のみんなからそう思われているわけではないのよ。「話しかけにくい人」でも、相手によって態度を変えているはずだからね。アナタが話しかけにくい上司でも、さすがに社長を相手にして、話しかけられたくない雰囲気ではいないでしょう。 また、人間は、その場に第三者がいればいるほど丸くなるわ。だから、1対1ではなく、多くの人がいる場面で話しかけるのがいいの。相手がぶっきらぼうな態度に出たら、他の人もわかってしまうような場所が理想的よ。