人生100年時代、我慢だけで生きるには長すぎる!55歳で起業したブロガーオススメ<60代からを黄金期にする人生の棚卸し>
◆「棚卸し」の目的 では、そのために何をすべきかというと、まずは、生まれてからこれまでの人生を棚卸しする必要があります。 この“棚卸し”の目的は、人生において無意識のうちに抱えてしまっている負債を手放すこと。そしてじつはちゃんと蓄えている自分の資産を掘り起こすことです。 ここでいう「資産」や「負債」とは、直接お金に結びつくものだけではありません。 これからの人生に役立つものや得意なこと、笑顔になれる好きなことや、明日へのエネルギーとなる好奇心のタネなどが「資産」だとしたら、ストレスを抱えてしまうような環境や人間関係、自分の可能性を摘んでしまうようなマイナスの思考や、健康を害するような悪しき習慣などは「負債」です。
◆攻めの姿勢で生きてみる 人生100年時代、制約や我慢だけで生きていくには長すぎます。しかも、このインフレ時代に、貯蓄や資産がどんどん目減りするのを、不安を感じず見ていられるでしょうか。 より楽しく、より明るく60代からの黄金期を過ごすために、自分の中に眠っている資産を掘り起こして、攻めの姿勢で生きてみませんか。 例えば、“年金受給にプラスして10万円を稼げる自分になる!”を、目標に設定してみるのもいいかもしれません。 ええ? 10万円も? と思われるかもしれませんが、大丈夫。どんな人の中にもちゃんと「資産」はあるのですから。 ※本稿は、『先細らない老後のために、50代のうちにすべきこと』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
中道あん
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